料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

和食の料理人として生きていく

2013年02月25日 16時06分16秒 | 今日このごろ

 

こんにちは

ご無沙汰しています。

ここのところ、まだ先の話ですが、出店というものを具体的に詰めていまして、

なかなか更新できないでいます。

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

今年は本当に寒い日が続きますね。

空気はとても澄んでいて、ちょっとした風景もとてもきれいに感じます

↓は近所を流れる黒目川です。

お店を出すということは、とても勇気のいることだと思います。

うちは守るべきものも大きいので、失敗できないというプレッシャーもあります

 

でも、若いころに思い描いていた人生設計が、ちゃんと形になって今があるので、

しっかりと正しい目でもって物事を見つめ、

諸先輩方のアドバイスをたくさんいただける環境に身を置いて、

純粋に自分が楽しく仕事に取り組めている未来が想像できていれば、

なんとなく、うまくいくのではという楽観的な、けども現実的な考えで今に臨んでいます。

 

息子も純粋に楽しんで成長しています

娘は年々女の子らしく育っています

ピアノを習い、料理やお花、ピンクやキラキラに興味がある、

なんていうか、僕に似た()典型的な女の子です。

今の幸せは、20代を必死に走り抜け、築きあげたものです。

土台がしっかりしていなければ、いいものを生み出すことはできないという、

ぼくの信念の貫きでもあります。

 

少しこっぱずかしいことを書きました

 

これからは、この土台から、自分のお店というお城を築いていきます。

2年後くらいを目標にしています

それまでに身につけておきたい知識等がたくさんあります。

あっという間だと思います。

毎日一歩ずつでも、遅々としていても、前に進んでいきたいと思います

 

出店したその先の目標もあります。

<人生常に目標をもって、いつまでも前を向いて生きていきたい>と思うのです。

↓は輪島塗のぐい飲み。先日届きました雪月花を描いた美しいものです。

輪島塗は古来から伝わる伝統工芸品です。

とても高価なものです。

購入にはとっても勇気がいりました

でも、一生ものです。

 

もし、たくさんの人が、こうした古来から伝わるものを、

一生ものとして、一つでも持っていったら、

きっと、日本の伝統を守ることができると思うのです。

 

日本を守りたいのです。

 

大げさな響きではありますが、なんか切ないのです。

資本主義という、常に成長していなければ負け組になるという仕組みって、

なんとなく、日本のような、競争よりも、生まれ育った地や伝統、家族やご近所さんとのつながりや、

ご縁などを大切に守るという本来の姿には合わないと思いませんか?

 

競争は、本来あるべき姿を見失い、自分たちの幸せをどこかに置き忘れ、

突っ走った先には、もう後戻りできない。

 

一人一人のちょっとしたアクションで、日本らしい姿を残せる気がして、

将来は和食を通じて、和の魅力を発信していけるようになりたいと思っています

 

少しでも世にお役に立てる料理人を志して、精進してまいりたいと思うこのごろです。

 

長い投稿になってしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました

今後ともご支援よろしくお願いいたします。