料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

土肥農園に行ってきました!(7/14)

2009年07月24日 04時20分24秒 | 生産者の現場視察

 

おはようございます!

久しぶりの更新です。

先日、3年越しくらいの願い叶って、

みやの仲間の谷野君を連れて、

私が尊敬する土肥さんにお会いしてきました

 

所沢を深夜0時半に出まして、

長野県波田町の土肥農園に着いたのが

4時半過ぎくらいでした。

波田町町役場から土肥さんの軽トラに案内していただきました。 

美しい夜明け

もう奥様が畑で作業されていました。

大通りを走っているときは、

スイカ畑は見えませんでしたが、

小道を入っていくと、辺り一面

スイカ畑が広がっていました

蛙がいっぱいいました。

 

スイカがしっかり日に当たるように、

一個一個の下にプラスチックの受け皿をひいていきます。

↑このように、腰に発泡スチロールのいすをつけて、

少しずつ横にずれていきながら延々と続く

畑の端から端まで地道な作業をしていきます。

↓一個一個実を成らせたい雌花に受粉させていきます。

↓はカラスよけのひもです。

カラスは、一度飛び降りてからピョンピョンとはねて

目的のものに向かうということで、

このひもがあるだけで効果があるそうです。

↓堆肥やぼかしなど、土肥農園の土つくりの大切なものが

いっぱい。

光を反射するように作られていて、

土肥さんの手作り。

↓ぼかし。

嫌気性の菌がいきています。

一個持たせていただきましたが、

すごい重さ。

倉庫の中に、たくさん積み上げられています。

↑農機具置き場。

一つ一つが大きな資産です。

↓は初めて見ました。

牛蒡の花です。

↓このダンボールに詰めてスイカが発送されます。

土肥さんに近場のおすすめの温泉を聞いたところ、

あの山の、白く見えるところと指差して教えていただいた

先にありました温泉、ファインビュー室山で

ゆったりお湯に浸かって一休憩。

 

気持ちよかった~

帰り道、諏訪湖SAで釜飯を食べました。

一番忙しい、大変な作業を肌で感じて知りたいという、

ぼくのとても勝手なお願いをお聞きいただき、

一分一秒がとても大切なときに、

2時間以上も、一つ一つ教えていただきまして、

本当にありがとうございました。

 

この感動は、料理人の料理、食材に対する意識に

大きく影響を与えると確信しています。

ブログではほんの一部しか紹介できませんが、

ご来店いただいたお客様、また、

私と関わる方々に少しでも感動を伝えられたらと思います。

 

 

(おまけ)

↑畑で、左足ふくらはぎに2箇所虫にさされ、

蜂巣織炎(皮膚の内部で、細胞間を蜂の巣状に毒性が回り、

腫れあがり、熱を持ち、神経とリンパを圧迫します)という炎症を起こし、

ひざ下から指まで腫れあがり、2日間ほとんど

歩けなくなりました

 

みやのみんなが、治療に集中させてくださり、

最短で快復することができました。

もう、感謝感謝です

 

みなさま、本当にご迷惑おかけいたしました。

そして、本当にありがとうございました

では、おやすみなさい。