AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

藤田保幸先生より

2005年12月29日 | 研究
科研の報告書を頂きました。

論理的な日本語表現を支える複合辞形式に関する記述的総合研究

3年間の科研費の研究成果報告書です。
意味分析とか、こういう複合辞形式の研究とか、こういうのは読んでいるととても面白いですよね。自分がやるということになったら血の気が引きますが、面白いというのは一緒。

日本語教師をしていて、いつも教案作りをするときに、この言葉はどう違うのだろうと考えるときがそれです。残念なのは、そういう場面に行き当たったとき、ゆっくりと試作する時間がないということです。すぐに飼料にあたって、誰かの研究成果や意見を参考にしてしまいます。
大学の教員が、自分の教育内容を自前で準備できないというのは、大きな問題だと思います。何かの資料に基づいて授業をするというのが行けないのではないのですが、その真偽を十分に自分自身で検討する時間がないというのが異常だと思うのです。

研究成果、ありがたく読ませていただきます。
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2 コメント

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河合塾大阪校で (君塚正臣)
2006-03-15 15:45:01
藤田先生、お久しぶりです。お元気でしょうか。あそこでTutorをしてました。今日、なんとなく検索を繰り返すうちに、このサイトに漂着しました。お懐かしいので、コメントしています。現在、Y.K大学で教員をしております。当方は何とかやっておりますです。ではまた。
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聞いたことがあります (管理人)
2006-03-15 18:02:44
君塚様、コメントありがとうございます。

藤田先生から、河合塾時代の話を何度も聞いております。

私は藤田先生の大学助手~助教授の時代に教えていただきましたが、懐かしそうに話していらっしゃったのを覚えています。

先輩のなかには、先生の河合塾時代に習ったという方もいらっしゃいました。

是非またおいでください。藤田先生、滋賀大学でご活躍です。あ、3月末までは内地留学で大阪大学においでだと聞いています。
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