AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

授業公開 ~ 日本語教育学入門

2018年06月22日 | 日本語教育
1時間目から始まる金曜日の授業は、2時間目にも続き、

3時間目の日本語教育実習、4時間目の日本語補講と続き

そして、5時間目の日本語教育学入門。これが、授業公開の対象授業でした。


5名の先生がおいでになり、後ろからご覧になっておりました。

シラバス通りだと、映像を見る回だったので、少し順番を入れ替えて、今日は、「何を教えていくのか」というテーマで教科書を見ていくという活動をしました。


学習項目の抽出作業と、学習者のニーズに合わせた学習項目の加減、移動などの作業を実際にいっしょにやっていきました。


今年は面白かった。

「外国人児童生徒の保護者に対する日本語指導を任された時」

というお題で、学習項目を検討してもらったら、

 「〇〇の父です」という自己紹介が必要だから「父」「母」を教える、という学生さんがいる一方で、

 「息子が〇〇です」という自己紹介が必要だから「息子」「娘」を教えるという学生さんがいて、発想の面白さに唸りました。


授業後、ディスカッションがあり、授業についてのコメントをいただきました。ありがとうございました。


評価や、授業のゴールというところについては、もう少し詰める必要があるのかもしれません。

まあ、1年生の最初の学期の授業なので、広く浅く、いろんな話がしたい授業ではあるんですけどね。





それにしても。


先日来の、会議の準備、この公開授業の準備のため、

続く6時間目の大学院の授業は、がたがたでした。申し訳ない。

準備が間に合わなかったので、戦前の落語や流行歌を紹介しつつ、最後に、明治のアジアと日本の関係のビデオを見て終わりました。

 来週は、提出していただいた課題を基に、次の準備を済ませます。すみません。


前期のもろもろ、そろそろ落ち着くかな。
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