AWA@TELL まいにち

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今年度の論文指導は

2013年01月23日 | 日本語教育
今年度、卒論指導はゼロだったのですが、修士論文指導が3つです。

提出まであと2週間、追い込みです。

お一人がインフルエンザに倒れ、メールのやり取りになりそうです。

結構な量があるので、朱入れも大変。

教育現場に即したテーマの場合、データの収集自体が非常に困難な場合があります。

個人情報にかかわることなど、児童生徒の情報は極端に入手しにくいのです。

でも、漠然と○○小学校の6年生のデータ、では、分析のしようがありません。特に外国人児童生徒の日本語力や教科学習能力について調べようと思えば、その子の成育歴、家庭環境についての調査が欠かせません。

修士論文のテーマとしては面白くても、調査を受け入れていただけなければ、まさしく絵に描いた餅状態。

そういった調査が必要な論文が年々増えています。

来年度は修士論文が4つ。

卒論指導はどうかな。こんな研究がしたいと話しに来た学生さんはいるけど、日本語教育史分野だと、資史料を読む必要があって、あまり面白味を感じないのかも。

日本語教育史そのものの授業もありませんし。

さて、体力勝負。

がんばりましょう。
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