AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

骨董市で

2015年09月10日 | 日本語教育
古書店を回ることも多いのですが、

骨董市で、積み上げられている紙類を漁ることもよくあります。

最近、名古屋を離れることが難しくなって(何やかやと仕事が入ってきます)、

神田に行きたいなーと思いながらもいけない状況。


先日、骨董市でこんな資料を買いました。



冒頭の写真はそのすべての資料です。


こんなイラストに、下のような解説が。



紙芝居の収集も始めたので、これもそれに関しているものかと思ったのですが、違いました。

まあ、これはこれで、当時の様子を知るいい資料ですけどね。

それから、これ。





日本軍がフィリピンで発行使用した軍票。5ペソ。


戦後、紙くずになってしまったものです。

戦後の裁判で日本政府に補償を求めたものがありましたが、関連法がないからということで補償されませんでした。



こういう骨董市での出物は、まあ、今回は直接、すぐに研究に役立つわけではない周辺史料ですから、悪く言えば、自分の趣味のものになるのかもしれませんので、研究費で購入ということはあまり考えませんが、以前買った戦前の国勢調査の用紙などは、植民地出身の人々がどう扱われていたのかを知る貴重な資料で、研究費で購入したいなあと思ったりもするのですが、現金が前提なので建て替えになっちゃいます。

建て替えはなー、数年前に韓国で古書を買った時、価格証明書がないから支払えないといわれてからトラウマになっています。結構な金額だったので、今に至るまで影響が。。。
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