AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

タイからのメール

2010年10月23日 | 日本語教育
昨日、とてもうれしい、サプライズなメールが届きました。

徳島で働いていた時に担当した教員研修生の方からメールと写真が届いたのです。

ラオスの大学の数学の先生、チッタボンさんです。



今、タイの大学にいるそうです。



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すみません 
   こんにちは  上田 先生 
おげんきですか 上田 先生 わたしは そして ともたじ げんきです 
先生 いまは わたし タイ で だいがくいん です だいがくいん の なまえは ****** university です

  チシタボン から です ( ラオス じん )
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初級のクラスの定着がうまくいかず、本人もこれではいけない、と先に進まずに初級の授業を繰り返し1年半受講しました。
上のメールは、その彼が獲得した日本語です。
日本語を教える仕事をしていて、これほどうれしいことはありません。
昨日はちょっとスキップしたりして帰りました。周りから見たら怪しいおじさんだったと思いますが。

彼のことは、前にも紹介したことがあります。

とてもとてもまじめで、熱心です。それだけに、私たちの授業がうまく学習の支えにならなかったことが悔やまれています。

雨で交通機関が混乱しそうなとき、彼は8キロある距離を早起きして歩いてきたのです。

その時の授業は、彼以外、みんな1時間程度遅刻してきました。

私は彼と知り合えたこと、彼のような人を知ることができて、心からありがたく思っています。

また会いたいな。

タイなら会えるかな。

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