AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

愚痴を吐き出す場所の確保

2016年08月26日 | 日本語教育
留学生であったり、研修生であったり、外国人保護者の方であったり、コンビニでバイトしてる方であったり、

仲よくなってくると、少なからず、愚痴を聞かせてもらえます。

まあ、僕が彼らの利害の外に立っているということもあり、気楽にしゃべるんだろうなあと思いつつ、

彼らのそういった愚痴が、我慢できない不満に成長するまでに、または成長した時点で、吐き出す相手はいるのだろうか? と心配になります。

以前、外国人児童担当で入っていた母語支援の方、お一人しかいらっしゃらなかったため、その方への不満の吐き出し口がなく、子どもも保護者の方も困っていたという事例がありました。

せめて、複数おいでなら、あの人のほうに相談しよう、ということが機能するのですが。


今、日本語教育を通じて接する学習者の皆さんからも、大なり小なり、愚痴を聞かせてもらって、それを僕がどこかにつなげるべきなのか、大変だね、と聞いてあげればいいのか、悩むわけです。

愚痴をこぼした人たちに不利益が戻ることだけは避けたいので、いろいろ試行錯誤中。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 台風10号。。。。 | トップ | 10月からの公開講座、クロ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語教育」カテゴリの最新記事