AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

プサン 二日目

2008年07月12日 | 日本語教育
二日目、「日本語教育学世界大会2008」が開催されました。3日間の予定です。600名近い発表者が発表をしていきます。
発表締切りが3月末だったこともあり、転勤のドタバタで、申し込みができなかったので、今回は色々な方のお話を聞く勉強の3日間になります。

ホテルで無料提供される朝ごはんは、キムパプとおにぎり、味噌汁、キムチでした。おいしかったです。

午前中、基調講演を聞きました。

事前申し込みをしていたので、参加費は70000ウォン。レセプション参加費は20000ウォンです。今回、10万円が81万ウォンで、ちょっとへこんでいます。

それはそれとして、大変なにぎわいです。予稿集は、電話帳並みの厚さのものが3冊もあります。1日目、二日目、という風になっていれば、もって来なくてもいいものが出てくるのですが、分野別になっているため、どうしても3冊持っていかなければなりません。いや、結構しんどいです。

話は変わりますが、プサン外国語大学、山の上にあります。で、会場はその一番上とも言える場所に。一度、学会発表で行ったことがあるもので、その様子は覚えていたのですよ。迷わず、ホテルからタクシーで移動しました。なんでも、大会の方で指定されたホテルからは、、無料リムジンが出るらしいのですが、山のふもとにバスが止まるとか。お目にかかった先生のお一人は、坂の下で、知り合いが車で通るのを待っていたとか。

さて、先ほど書いた7万ウォン、3日間の昼食費用もコミです。
学生食堂でいただきました。懐かしい様子です。ご飯にチャプチェ、キムチなどです。サンチュもたくさんいただきました。

今日、聞いた発表は以下の通りです。

「学習者相互交流による日本文化理解学習-マルチメディアを活用した日本文化の理解」

「日本語教育クリティカル・リテラシーの提言と実践:教科書書き換えプロジェクト」

「学習支援者がとらえる外国人児童生徒の日本語学習の必要性-小中学校で支援をする日本語指導院へのインタビュー調査から」

「子どもの成長を支える年少者日本語教育に向けて-子供自身の学びに対する意識と言葉の学びの関係」

「外国人散住(非集住)地域における外国籍年少者の学習環境創出の試み」

「ベトナムの中等学校における日本語科目導入プロジェクトとその授業実践」

「国際教育の視点に立った日本語教育システムの構築-海外リエゾン校における日本語コースの開発」

 発表終了後、レセプションがありました。
 コモドホテルでこれまた数百人集まっての会食です。

 お腹がいっぱいになった時点で引き揚げてきました。

 学部時代に教えていただいた先生、学部・大学院時代の友達や後輩、働き始めてから、韓国で暮らしていた時とか、そんな知り合いがたくさん。10年ぶりにお目にかかるような方もいらっしゃって懐かしかったです。

さて、二日目。電話帳サイズの予稿集を3冊抱えて、行ってきます。
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