AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

SPレコード

2006年11月15日 | 研究
んー、CDの登場は、僕が高校の頃だったですかね。近所に住んでいる叔母が、CDデッキラジカセを買って、見せてくれたのは初めてだったと思います。
なんか、実家の二階のベランダで、何かやってたときに、叔母がやってきて、縁に座って聞かせてもらったような記憶があります。ああ、20年くらい前の記憶だと、もうこんな何だなあ。

高校時代、クラスではもっぱらレンタルレコードの時代で、市内にあるレンタル店や、レコード店の大きな袋がかっこよかったです。

当時のLPレコードは33回転でしたね。あと、45回転のレコードもありました。

ま、それはさておき、戦前の教科書の模範朗読のレコードなども何枚か持っています。戦前に淡谷のり子さんがお歌いになった朝鮮民謡の「アリラン」なんかももっています。

東京をはじめ、出張したときに古いレコードを見に行くのですよ。日本では専門店や古書店などにありますね。韓国では、ソウルへ行ったときに古書店に行ったんですが見つからず、いろいろなお店で尋ねて紹介されたのは、骨董品店でした。そこでは、「のらくろ」のレコードを買ったのですが、残念ながら、ひびが入っていて聞けません。

そんなこんなで、研究室でレコードを聴くこともあります。

持っているレコードの中に、面白いものがあります。

ヒットラー政権下のドイツで開催されたベルリンオリンピック。
1936年のことですが、その時のマラソンでは、1位が孫基禎、3位が南昇龍でした。二人とも、植民地であった朝鮮の出身で、日本の選手として走ったわけです。
で、持っているレコードの中に、このときの「実況放送」とされているものがあります。聞いてみると、「実況?」と思う箇所もあって、だいたい長さが3分くらいですから、ゴール直前の放送だけなのか、それとも、入ってきたニュース原稿を元に実況風に放送したものなかがわかりません。
でも、当時を知る一つの資料です。

研究室においでいただけたら、お聞かせできます。授業や会議で不在、外出予定の際は無理ですが、お気軽にどうぞ。
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