娘が学校の宿題で音読を毎日やります。大きな声で、正しい姿勢で、句読点にも気を配って。
徳島で育っているのですから、アクセントが関西系になるのは仕方がないと思うのですが、さて、東京式のアクセントを教えたほうがいいものかどうか。
私は山口県で18歳まで過ごしましたから、自分の母語は東京式のアクセントなんですよ。ですから、自宅での会話ではあまり気にならないのですが、音読となると、友達の影響も大きいよ . . . 本文を読む
日本語の授受表現は、厄介なポイントの一つです。
「あげる」「もらう」は、そんなに混乱しませんよね。実際に何かを実物教材を持ってきて、やり取りをしながらやれば、大丈夫。
ここに「くれる」が入ると、厄介なことになりますな。
混乱、というよりも、なぜこの表現が必要なのか、ということで学生が困るわけです。同じ場面で使える言葉があるのにって。
でも「くれる」はちと違いますな。
○ お母さんにおやつを . . . 本文を読む
昨年、シンポジウムや研究会で、ぶつかっている壁に関する発表を行いました。植民地時期の朝鮮で、朝鮮総督府が発行していた教科書と、内地で文部省が発行していた国定教科書とを比較している中で生まれた疑問なんです。
明け方、夢の中でもそれを見て、やっぱり頭のどこかに引っかかってるんだなあと思いなおした次第。
どんな研究も「比べる」というのは、初期の作業でもあり、中盤の作業でもあり、最後の作業でもあります . . . 本文を読む
今日の晩御飯は「ちゃんぽん」。
お昼寝を拒み続けた息子、もう寝たらやばいのではという時に寝入ってしまい、晩御飯になってもなかなか起きてきません。
体を揺さぶって、晩御飯だよ、と声をかけます。
「ほら、ぷく、ちゃんぽんだよ。ちゃんぽんって言ったら、長崎県が有名だよ。」
ぷくは動きません。
「ぷく、長崎って言ったら、どこ?」
きゅうぅぅぅぅぅぅしゅうぅぅぅぅぅ・・・・
そうだよな。地図好き . . . 本文を読む
研究室の整理を続けています。
韓国にいたときに書いた論文が出てきました。
テーマは、「ひらがなの学習」です。
学生の書くひらがなの形が変で、それを見ているうちに、同じような特徴をもつグループを見つけ、どうやらそれが、平仮名学習のための教科書にあるらしいということを推測したものでした。
わかりやすく言うとですね、明朝体活字をなぞって平仮名を覚えると、手書き文字とは違う字形になるということです。
. . . 本文を読む
さて、研究室の荷物整理が続きます。
韓国の学生が午後から手伝いに来てくれていて、助かっています。
昨日、昨年度、日本語研修コースで担当した中国の学生が研究室まで訪ねてきてくれました。手伝うことはありませんかって。とてもとてもうれしかったんですよ。今は春休みの期間ですから、みんな旅行に行ったり、アルバイトをしたり、帰国したりで、ほら、自由に時間が使える時期でしょう?
それでも時間を作ってきてくれ . . . 本文を読む
はるどんが勉強しているので、算数だの漢字だのを頑張っているわけですな、ひょいとのぞき込みますと、いくつか間違いがありました。
で、まあ、様子を見ていて、きりのいいところまでいったときに、声をかけたのですよ。
はるどん、ここと、ここ、間違ってるように思うんだけどさ。って。
するとはるどん、えっ!と愕きながら、こういいました。
あのね、はるどんね、お父さんに教えてもらいたいなあって、わざと間違 . . . 本文を読む
1999年の3月7日、映画監督のキューブリックがなくなりました。
そんなことがあって、今回、妻に頼んで、「2001年宇宙の旅」と「2010年宇宙の旅」をレンタルしてきてもらいました。
「2001年宇宙の旅」は、1968年、つまり、僕の生まれる1年前に製作されたものなのですが、そんな時間を感じさせない、やはり素晴らしい映画でした。「2010年宇宙の旅」は、監督こそ変わりますが、原作者が同じという . . . 本文を読む
今日は娘のリクエストに沿って、あすたむらんどへ出かけました。
おそらく、これが最後のあすたむらんどになります。ということで、お父ちゃんはお弁当を抱えて、子供たちと出かけました。
お弁当を持って、というのは、夕方まで居続けようという野望です。くたくたになるほど遊ばせてやろうということで。
さて、あすたむらんど。
こんな遊具が、どでんとあるわけです。
上る子供たち。そして、冒頭の写真は . . . 本文を読む
ぷくの話題ですが、はるどんのことから書き始めなければなりません。
小学校に入ってから、幼稚園時代の仲の良かった友達は、ほかの小学校へ通うとか、クラスが違うとかで、ちょっとさびしいなあと感じて過ごしていたはるどん。秋には、仲のいい友達がなかなかできないとこぼしたことも何度か。
それがですね、年明けから、一気にブレイク。なんか、クラスのお友達がかなり増えてきて、毎日がとても楽しいとか。そんな中で、 . . . 本文を読む