小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

ヒートアップか、クールダウンか。

2015年08月02日 | エッセイ・コラム
  猛暑のきれめがない。汗腺さえ衰えてしまった老体ゆえ、汗にまみれることはない。が、そのぶん暑熱が体の奥底にとどまるようだ。ただ自分としては、夏は嫌いではないので不平不満をもらす言われはない。昨日、今年はじめて西瓜を食した。待った甲斐のある旨さ、甘さと水分。口からこぼれ落ちるぐらいの水分量がなくてはならぬ。無類の西瓜好きの妻がよくもこれまで買わなかったか不思議だった。美味くなるまで我慢 . . . 本文を読む