崇める樹木がある悦び 2017年09月14日 | エッセイ・コラム 渡辺京二の講演を元にした「近代の呪い」(平凡新書)を読んでいたら、眠っていた子が起こされるというか、ハッとする話があった。 幕末の頃、幕藩体制は崩壊の軋みをあちこちに見せ、ペリー来航の前後に多くの外国人が日本に来ていた。坂本竜馬と通じたグラバーは当時二十歳だったか。フリーメイスナリーだったことで、眉唾の都市伝説や様々な憶測が生れたが、そのことを語りたいのではない。 名も残さない . . . 本文を読む