ドアの向こう 2016年12月10日 | 旅行記 スペイン・ポルトガルの旅ー② 親愛なる手でもう一度ドアをおさえる、そして決然とそれを押し戻し、身を部屋の中に閉じ込める。 --強靭な、しかし、よく油のきいたばねの、快い、確実な音。 (フランシス・ポンジュ 「ドアの楽しみ」 ) 自分が棲む町には露地がたくさんある。スペイン、ポルトガルにも露地は多くあり、それぞれの土地で表情が違った。道すがらには木製のドアが並び、人々の生活のぬくもりを感じさせた。そして、ドアノブやドアノッカーは定まったものが大半であったが、中にはユニークで好ましいものもあり、思わず手に触れ、その感触を楽しんだ。 « N氏の「思考と形象」 | トップ | カジノ法案の意味 »
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