現在のGooブログに、なかば強制的に引越しさせられて、約5年経った(正確には1761日)。
いろいろな面で使い勝手が良くなって、思わぬ恩恵、発見もある。どこぞの誰かが(といってもGooの中)小生のブログに訪問中であることを、「アクセス解析中」なら確認することができるのだ。訪問するのは、せいぜい一人がいいところだが、その方のブログを逆にこちらもアクセスできるようになる。
そこでお互いの興味や関心が一致すればのはなしだが、コメントを書いて送ったり、ある種の意志疎通がのぞめる。つい2,3日前、そんな感じで「ひとりごと」というブログの作者にコメントを書いた。
その前の1,2か月まえに初アクセスして驚愕した。その文字量(たぶん1万文字以上)、書く熱量、その他YouTubeの掲出数など、1日分のブログとしては半端ないボリュームだったのだ。
正直いうと、最後まで読むことができない。3,4日間をあけて投稿しているので、分散して毎日アップすれば、訪問者は途切れることないと思うのだが・・。その方の、スタイル、ペースがあるんだろう。
ま、兎に角、作成に要する時間がいかなるものか、やっかみ半分だったかもしれない、その方にコメントをおくったのである。
御記事を書かれたのには、何時間要したのか教えてください。gooブログの読者、作成者として、ものすごく関心を掻き立てられました。とりあえず、よろしくお願いします。
深夜に書き込みしたのだが、10時間後ぐらいに有り難くも、返信コメントが書かれていた。なんと2時間ほどしか要していないという。「マジッか!」である。(投稿してから書き直しはしているとのことだが・・)
最初疑ったのだが、きわめて私的な事がらが記事の中心であるから、ブラインドタッチで集中して思いつくままに書いていけば、それは可能なのかもしれない。それにしても、職業作家並みのライティングの速さだ。
それに加えて、YouTubeの選択、その貼り付けもあるだろう。そうした編集的な時間を考慮しても、恐るべき効率作業でブログをアップしている。その「ひとりごと」氏は、70年代のロック・ブルースの愛好者で、かなりマニアックだ。ご本人もブルース・ハープを演奏するらしい・・。
小生は一行目からここまで書くまで、約1時間を要している。いかに己がたらたらと、時間をかけて書いているのかがわかった。「思うように書けない」のは、思考と書記の不一致、劣化および老朽化そのもの。
考えてみれば、若いときに集中していたあのパッション、減退しているどころか、もはや喪失しているんです。るんです、んです、です,です,すー・す・・。
普通の人がこれを読めば、卑下もしくは自己憐憫の情と思うだろうか。決してそうではない。これは冷静に自己を省察し、その内実をごく自然に、マルクス・アウレリウスを気取って書いているだけなのだ。あなたも、いつか・・(イッヒヒ)。
くたびれた、いったん小休止。(この時点で約1500文字超え)
以上、「ひとりごと」の作者の方の了解を得ないで記事を書いている。すべて公開ブログのなかの話に基づいている。ご本人からプライバシー侵害、あるいは迷惑、その他の抗議があれば即削除することにする。
ちょっと脳内をザッパでリハビリして書きはじめようとしたが、知らぬまに疲れが蓄積したか、意欲減退。
いつものマイペースで、ああでもない、こうでもないと迷いながら書くのが、もはや精いっぱいなんであろう。
今日は週初めのリハビリを受けたが、信頼している理学療法士の方にあたり、私の弱点を完全につかんでいるらしい。
「こう低気圧が続くと、心も体も重いですなあ」と、小生のぼやきは早速感づかれたのか、ふだんの1.3倍ほどのパワーでマッサージしていただく。終わった後、小生が微かにあげるうめき声を察知し、ちからの加減を調整したという。なるほど良い塩梅で、甦りの回復力も相応のものがあったわけだ。
ということで、余力うまれ予定していた1.3倍の散歩をし、なおかつ帰宅してから一品料理をつくるに至る。
昔、赤坂の居酒屋で、よくランチを食べた「肉豆腐」定食が懐かしくなり、散歩しながら脳内に、その味とにおいが浮かんできたのだ。ごく普通の木綿豆腐、牛肉、玉ねぎ、長ネギだけ、調味料は自分流にいろいろ調合したが・・。ちょっと自己満だが、結果よし。
まあ、こういう日が続くことを願うのだが。
今日の写真は、PCにアップロードするので、貼り付け作業は、しばらく後にする。
▲散歩の途中で、お屋敷の石垣の上に咲いていた。たぶん、萱草の類かしらん。
▲パンクロッカー町田町蔵の匂いプンプン。芥川賞を取る前に朝日新聞に連載していた。彼が撮った写真のフォトエッセイ。装丁がいい。美麗な方、200円でお買上げ。
▲わが家に咲いたサボテン。毎年、律儀に、偉いな。
▲いま読書中の本。