金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
伊波普猶への旅(6) ~ 奥武島海産物料理「大安丸」
夜飯は 美栄橋近くの「大安丸」に伺いました。奥武島の漁師さんがやっている店らしいです。店内はかなり広いですが、カウンターに座り、泡盛と刺し盛りを注文。この刺し盛、なんと750円です。
お魚さんは、暖かい南の海を、のんびりゆったり泳いでいるためか、味はおいしいけど やはり淡白です。まあ 昼間歩き通しで 汗かいた後なので、食べ物もあっさりとしたほうがいいには違いありません。店のバイトのお姉さんが 新聞広告の裏紙の切れっぱしに 魚の名前を書いて渡してくれました。
↓刺し盛4種もり 750円なり
みーしび
(めばちまぐろ)
かちゅう しるしちゅう
(かつお) (しまあおだい)
まーまち
(おおひめ)
上がうちなー言葉、( )が一般名だそうです。「おおひめ」なんて魚、聞いたことなかったけど、東京では、超高級魚扱いらしいよ。かつお は そのまま沖縄の発音で「かちゅう」なんですね。おもしろいです。
伊波普猷は、琉球とヤマトが 同祖であることを強調するあまり、琉球が、大日本帝国の支配下に組み込まれることを是としたようですが、少なくとも、言葉は「同祖」ですよね。
この店、最近 おもろまち駅近くに「新都心店」をオープンさせたらしいです。事業拡大は いけないことでは、もちろんないけれど、いつまでも、この素朴な味と雰囲気を維持してほしいですね。(つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 伊波普猷への... | 伊波普猷への... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |