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伊波普猶への旅(6) ~ 奥武島海産物料理「大安丸」

 


 夜飯は 美栄橋近くの「大安丸」に伺いました。奥武島の漁師さんがやっている店らしいです。店内はかなり広いですが、カウンターに座り、泡盛と刺し盛りを注文。この刺し盛、なんと750円です。


 お魚さんは、暖かい南の海を、のんびりゆったり泳いでいるためか、味はおいしいけど やはり淡白です。まあ 昼間歩き通しで 汗かいた後なので、食べ物もあっさりとしたほうがいいには違いありません。店のバイトのお姉さんが 新聞広告の裏紙の切れっぱしに 魚の名前を書いて渡してくれました。



 ↓刺し盛4種もり 750円なり 

              みーしび
             (めばちまぐろ)
      かちゅう             しるしちゅう
     (かつお)            (しまあおだい)
                   まーまち
                   (おおひめ)



 上がうちなー言葉、(   )が一般名だそうです。「おおひめ」なんて魚、聞いたことなかったけど、東京では、超高級魚扱いらしいよ。かつお は そのまま沖縄の発音で「かちゅう」なんですね。おもしろいです。


 伊波普猷は、琉球とヤマトが 同祖であることを強調するあまり、琉球が、大日本帝国の支配下に組み込まれることを是としたようですが、少なくとも、言葉は「同祖」ですよね。


 この店、最近 おもろまち駅近くに「新都心店」をオープンさせたらしいです。事業拡大は いけないことでは、もちろんないけれど、いつまでも、この素朴な味と雰囲気を維持してほしいですね。(つづく)



    

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