金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
伊波普猷への旅(5)~ フェンスの向こうの普天間基地
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普天間基地めざして、まずは宜野湾市役所までバスで来ました。市役所正面には、大きな横断幕が張られています。
↓これです
よくみると、この横断幕が張りだされたのが2011年3月というのが、わかります。先般の市長選で伊波洋一元市長は敗れましたが、新市長も、この横断幕を降ろすわけにはいかないんだろうね。それだけ、この二つのスローガンは、政治的立場を超え、市民の堅い意思ということなんだろう。
市役所前の大通りの対面側は、もう基地です。鉄条のフェンスに、ところどころ「立ち入ると日本の法律で処罰されます」の警告が張り出されています。
↓有刺鉄線の鉄条網の向こうは青い空
↓警告!!
冒頭写真のMCASとは Marine Corps Air Station の頭文字で「米軍海兵隊飛行場」ってことですね。米軍基地の広大な土地を左手に見ながら、もう少し大通りを下ると、繁華街というか賑やかなエリアに出ます。ここに、普天間高校がありました。
↓英語の標識がいかにも基地の町って感じですね
基地と繁華街の目と鼻の先にある高校です。金沢でいえば、片町に高校と基地があるみたいな感じ?です。沖縄県民集会では、たびたびこの高校の女子高生が 壇上からアピールをしていますね。いつになったら、そういう訴えをしなくてもいい日が来るのでしょうね。
突然大きなヘリの飛行音がすると思ったら、ヘリ3機が 繁華街というか高校上空を旋回していました。
↓こんな感じです
高校から、基地に沿ってあるくと、普天間第二小学校がありましたが、この小学校こそ、基地に「隣接」してましたね。
↓右が小学校の建物、奥の緑は 基地敷地です
小学校近くには、同じように、基地の鉄条網のフェンスに隣接して、普通の工務店や民家があります。「市街地の中の基地」のほんのほんの一端ですが、自分なりに感じ取ることができました。(つづく)
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