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体験して初めてわかる @ 『最強の地域医療』 by 村上智彦


村上医師は 財政破たんした夕張市の旧夕張市立総合病院(現夕張医療センター)の再建に取り組んだことで、その名を知られています。

 その村上先生が、自ら白血病となって患者の立場になって 病床から著した「ラストメッセージ」です。この本を著した後、2017年5月に永眠されました。

 で、骨髄移植のため、北大病院に転院した時の話が「目からウロコ」でした。というのは、村上医師も含め、世間では 大学病院はもっとも「ケア」の対極にあり、ピラミッド型の医療が行われている 思っているでしょう。僕もそうでしたが。

 しかし、患者としての村上医師が、北大病院で体験し驚いたのは、そんじゃそこらの病院より「ケア」「生活」の視点で入院医療が行われ、多職種の協同の下に患者さんにアプローチする「チーム医療」がしっかりと行なわれていた、ということです。

 何事も立場を変えて体験して初めてわかることがある ということですね。

 
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