泉野3丁目の場所を説明するのはむつかしいですが、バス停の泉野4丁目の「紫雲閣」の向かいの奥っていったらいいでしょうか?。古くからの住宅街ですね。
この住宅街ができたころは、金沢でも高級住宅街というイメージだったんだと思いますが、当時は車社会ではなかったせいか、いかんせん道幅が狭いですね。なので、子ども世代は出て行って、今は初代の高齢者のみのお宅も多いようです。
そういう泉野3丁目にあるこの「Zささのゆ」=通称「Z温泉」があります。なんでZかというと、ネットで調べればすぐわかりますので、ここでは省略。
で、先日の休日、初訪問しました。別に我が家の風呂が壊れてたわけではなく、前夜、深酔いして風呂に入らないまま炬燵で寝てしまったもんで、気分転換を兼ねて 朝に出かけた次第です。日曜は10時から営業です。
温泉には結構行ってますが、街中の銭湯に行くのは10年ぶりくらいかな。日赤病院前に「三馬温泉」があったころは、よく行きましたが、今は更地の駐車場ですからね。僕らが学生だった40年近く前には 金沢にもたくさんの銭湯ありましたけれどね。今は、ずいぶんと少なくなりました。
開店直後の先客は2人のみでした。こじんまりとした家庭的な銭湯です。浴室は、熱めの小さな普通湯と、ぬる目の薬草湯と、小さな水風呂があります。サウナもありますよ。しかも通常料金(420円)に込みです。ドライヤーも1台しかないけど無料。こりゃいいや。
銭湯特有の塩素臭のするお湯でしたが、それがかえって銭湯らしさを醸し出していて、温泉とはまた違った「気安さ」を感じさせて、とてもリラックスできました。
先客のお一人は、それはそれはみごとな彫りものを背中にされている方でしたが、以前は「イレズミの方入場お断り」という銭湯も多かったですが、これだけ銭湯が少なくなった今、それをすると、かえって「逆差別」の人権問題になるんでしょうね。
そういうえば、学生時代によく通っていた、片町にあった、夜中までやっていた銭湯「フタババスセンター」には、カラフルな背中のお兄さんによく遭遇していました。
そういう意味でも、昭和は遠くなりにけり・・を実感した「銭湯な一日」でしたあ!。
また日曜朝10時に行こうっと!