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広島で「つぶ貝(=しただみ)」を食す @『源蔵本店』

 


 広島での仕事は初日で終り、急いで新幹線に乗ればその日のうちに帰沢することはできるのですが、地元の人が懇親会を開いてくださいましたので、お言葉に甘えさせていただきました。翌日の日曜日は広島でも金沢でも仕事はないので、そうなると あそこに行かねばならんではないですか。はい。猿候橋町の『源蔵本店』です。

 瀬戸内のおいしい酒肴が、朝9時30分の開店時からフルメニューでいただける貴重な店です。しかも広島駅から徒歩2分って距離です。この店、同じ場所にあった旧店舗時代に一度伺いましたが、リニューアルしてからは初入店です。店内の内装は新しくなりましたが、雰囲気はそのまんまです。6人掛けテーブル席がメインってのも、昔ながらの酒場って感じですよね

  テーブル席に着くとすぐにお兄さんが注文を取りに来てくれます。「瓶ビールの大びんと小イワシの天ぷらお願いします」「はい」「あっ あとつぶ貝ありますか」「えっと はい 今日はありますよ」てな会話がテンポよく続きます。 広島で「つぶ貝」ってのは、バイ貝みたいな巻貝ではなく、能登地方で言う「しただみ」のことです。いやあ、これ食べれるとはラッキーです。

 瀬戸内の小いわしのうまさは言うまでもありません。しただみは、予め塩ゆでしてつくり置きし、小鉢に分けて冷蔵庫に保管していたものを出すだけでした。さすがに味は 茹でたてにはかないませんでしたけどね。身を穿り出すには、安全ピンです。これいいねえ。待ち針は危険だし、つま楊枝では折れるし、安全ピンならしっかり指で持てるし、これ大正解です。

 大満足の広島の朝でした。

 

最期の1個。ピンクの安全ピンがいいねえ



 

うまさは言うまでのない、あつあつ ほくほくの小いわし天ぷら



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