金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
武蔵町界隈 ~ 落ち着く接客とこの味 @ 『かた田』
正月早々、飲食店の話ですいません。でも新年らしく「鮨とワイン」でいきましょうか。先月末、「かた田」さんに久しぶりに伺いました(前回は こちら )。店の外観がまたシュールですねえ。予約時間の19時直前に入店しましたが先客はおらず、貸し切り状態です。
この店 店主1名のみ、客席もカウンター7席のみの、清々しさが漂ういい空間です。料理の前半は「季節の料理」です。派手さはなくとも味で勝負の酒肴が次々と供されます。後半はにぎり鮨ですが、小指の第2関節から先くらいの大きさと細さです。その理由は前回に述べたとおりです。はい。
飲み物は、日本酒は天狗舞五凛の「純米」と「大吟醸」がありましたが、この店、はやりワインですね。「なんで鮨にワインなんですか」と伺うと、「自分自身がワイン好きなもんで・・、それに日本酒のおいしい鮨屋は金沢にはたくさんありますしね・・」とのお答えです。確かにそうだ。
既に「名店」の域に達してると思いますが、店主はひたすら控えめに、穏やかに、物腰柔らかく、その人柄がにじみ出ます。県外からの客人をもてなすには、東山の寿司屋ももちろんいいけど、こういいった住宅街マンションの一角にある「斬新な外観」と「秀逸な料理」の店って、「革新と伝統」が同居した金沢らしく、喜こばれること間違いないですね。
今日のお代は、おまかせ×2、天狗舞五凛の純米×1、大吟醸×1、白ワイングラスで×4で、〆て26800円也です。おまかせ1人前1万円なんだと思います。納得の味と価格ですね。またしばらくしたら行きたくなると思います。御馳走様でした。
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