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元旦の新聞各紙を思い出してみると・・


 さすがに5日ともなると「間抜け」な記事になってしまいますが、元旦の朝、新聞各紙野1面は上記のとおりです。読売、北陸中日、毎日、赤旗の4つです。

 まずは、毎日ですね。「安部政権で改憲目指す」ときっぱり。記事自体は中立的なスタンスで、事実関係だけを淡々と書いていますが、今のマスコミ界では、それを書くこと自体が意味がありますよね。

 石川では 民主、社民2党によって、共産党抜きで「無所属候補」が擁立され、このことを追認する市民グループの動きもあります。でも正真正銘、全野党の力を結集しないと、勝てないですよ。まあ民主党には民主党の言い分はあるでしょうが・・・。「野党は共闘」と叫ぶ市民団体の側も それを最後まで貫いてほしいですね。最終的には、共産党が「大人の対応」をして、この「無所属候補」を「自主的に支援」することになるでしょう。

 続いて、中日は、前田家関連の歴史ものできましたかあ。そんなに石川県民に媚びなくても、堂々と天下国家を論じる社論を張ってもらいたいですね。

 読売は、特別コメントなしです。はい。

 真打は赤旗。政党機関紙なんで、党首インタヴューがトップに来るのは、仕方ありませんが、中野上智大教授との対談で秀逸だったのは、以下の下りです。

中野「われわれ大学の教員と共産党というのは似ていて、同じようにうっとうしいように思われている(笑)。常に正しい答えを知っていて説教しているようなところが、たぶんあるんだと思うんですね。そういう意味では、自戒も込めて申し上げているんですけども、いかに見られているのか、どのように受け止められているのか、どうすると伝えたい相手に対してよりリスペクトがこもった、メッセージの伝え方ができるのか、というようなことについて、共産党のみなさんにもぜひ取り組んでいただきたい。メッセージの伝え方について、もっと謙虚にあるべきではないかと・・・」

 これに対して 志位委員長は「おっしゃる通りですね・・」と受けています。以前の共産党だったら「そんなことはありません」と頑固に主張していたと思いますが、ずいぶんと変わりましたね。もちろんいい方向にね。




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