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たった一人の新聞社は もうひとりいた!! @「上小阿仁新聞」


 先日、深夜のテレビで、『たったひとりの新聞社』というのをしていた。場所は秋田県というから、僕はてっきり、むのたけじの「たいまつ」のことだとばかり思っていた。

 でも番組は 週刊の「上小阿仁新聞」を活版印刷で,正真正銘ひとりで発行し続ける加藤隆男さん(80歳)の物語だった。購読料は400円、発行部数400部とのこと。この老人の物語にも感動したが、その新聞を猛吹雪の下でも、こつこつと歩いて配達する、新聞を濡らしてはならないと懐深く抱えて配る、おばあさんの姿に衝撃を受けた。それはまさに「命がけの配達」でした。

 僕も、新聞とかニュースとかを配達する者のはしくれとして、「自分はこれだけ真剣な思いで届けているだろうか」と自省させられたのでした。

 ↓活字を拾う加藤さん。僕も就職したころは、和文タイプさせられましたよ~っ


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