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加賀耿二って 谷口善太郎のことですよね @ 石川近代文学館

 


 春爛漫の先日の日曜日、ひさしぶりに広坂にある旧制四高の建物に行きました。向って左側は文字通り「四高資料館」で無料ですが、右側は「石川近代文学館」で、入場料370円(消費税8%含め)必要です。

 で、なんでそんなところに行ったかというと 最近『谷善と呼ばれた人』という本を読んだからなんです。

 

  ↓これです
    


 
 この人、石川県の辰口出身の労働運動家かつ小説家かつ衆議院議員(共産党)だった人ですね。しかし、そのことは、石川県でも知ってる人はよく知ってるけど、知らない人は全然知らないって感じです。

 文学館の展示は 当然ながら 室生犀星や五木寛之などがスペース的にも多くを占めていましたが、一応、谷善さんも「加賀耿二(かがこうじ)」というペンネームで、大きなパネルの片隅に、ちょこっと掲示はされていました。谷口善太郎という本名はどこにも紹介はないですが、まあ作家の場合、それが普通ですね。

 しかし、その著作などの展示は全くありませんでしたあ。まあ文学館なんだから、政治家としての展示はしなくてもいですが、小説家として紹介するなら、その本の一冊くらいは展示してもいいんじゃないかと思った次第です。

 なお、同館のホームページ(こちら)には、本名も含めもう少し詳しい紹介がされています。


 ↓桜咲き誇る旧四高の赤れんが

  
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