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正月休みに読んだ本 ①『異論の共存』松竹伸幸


 2021年総選挙の結果は論者の数ほどその評価はあるでしょう。僕の意見は、野球でいえば「1回裏表で大差をつけられたが、逆転は十分可能」って感じかな。

 野党共闘も野党連立政権も断固支持!ですが、今回の総選挙では、両党の間に防衛政策など重要な基本政策の一致がない事に対し(そんなこと国民は先刻承知だが)、その不一致をどうやって埋めてゆくかの説明は最後までなかった。共産党は「意見の違いは政権に持ち込まない」でよしと考えたし、立憲民主は、「この件はそれ以上触れない方が得策」と思ったんだろうね。

 しかし、それで勝てるほど総選挙は甘くなかった。枝野さんと志位さんが並んで街頭に立ち、一生懸命に意見の異なる基本政策について、「今は確かに違うが、どのように一致をさせるのか」について必死に訴えるべきだったと思う。「持ち込まない」とすれば。それ以上議論も思考も止まってしまうからね。

 で、この本の前半は「9条と自衛隊の共存」について著者の実践に基づいて著された本です。「9条と自衛隊の共存」ってそんなこと出来るわけないじゃん!!と活動家の人は思いそうだけど、でも国民の多数は、その共存を昔から願ってきたのではないでしょうか。

 もちろんここでいう「自衛隊」は急迫不正の事態から、国民の生命と財産を守る自衛隊のことです。9条も国民の生命もともに守る!。それが大切だよね。











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