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新年早々 強面ですが @ 『無敗の男 中村喜四郎全告白』


  新年おめでとうございます。この拙ブログ 2011年6月に始めました。以後紆余曲折がありながら 基本 土日祝を除く平日は記事をアップしてきました。もうじき10周年です。とりあえず20周年までは目指したいと思いますので よろしくお願い申し上げます。

 さて、正月休み読んだ本 その①です。新年早々強面の写真ですが、中村喜四郎元建設大臣の長時間インタヴューの本です。今の人は「この人 誰??」って感じと思いますし、少し年配の人は「ゼネコン汚職で臭い飯食って来た奴だろ」って思でしょう。まあ確かにの通りなのです。

 がしかし、最近は小沢一郎に続いて野党共闘の「立役者」みたいな感じの人です。ちょうど1年まえの共産党の全国大会に「スペシャルゲスト」として来賓挨拶までしています。

 で、彼の最大の特徴は、自民党にいても、離党して無所属になってむ、「汚職事件」で逮捕されても、最高裁で有罪が確定し塀の中に収監されても、衆議院選挙の選挙区(昔は中選挙区、今は小選挙区)で14連連勝負けなしということです。

 そういうと、「そりゃ角栄譲りの利益誘導選挙だから」と言われそうですが、それだけでは無所属あるいは野党に軸足を移した今も当選しつづけている事実を説明できません。

 その真相は、この本を読んでもらうしかないのですが、まあ明治政府に反旗を翻し、西南戦争で戦死した「西郷隆盛」がいまだに強い人気を誇っているのと似ていると思いました。

 保守政党にも左翼政党にも見捨てられた、地方の額に汗して働く人々の声にならない声を一心に背負った男とでもいえばいいでしょうか。彼のキャッチフレーズは「党より人」だそうです。有権者はそこを見てるよね、

 どんな選挙でも、正しい政策を演説してるだけでは、人の心は動ないよね。














 
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