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「一人称単数」の持つ力 @ 6・17大飯原発再稼働反対集会


 昨日の雨模様の17日の日曜日、各駅停車の電車(金沢―福井 1240円)に乗って 福井市で開催された「ふくいでつながろう@大飯原発再稼働反対集会」に行ってきました。
 
 会場に着くなり、ただならぬ雰囲気・・ というか本当に久しぶりに、「集会らしい集会」の雰囲気があふれていました。

 普通、僕らがやってる集会って、 

   主催者の挨拶
   エライ人の“演説”
   構成団体から3~4人の「決意」表明
   主催者代表の行動提起  
   アピール文の採択

 ってのが 定番メニューだよね。まあ 参加する方も安心して参加できる・・。ところがね。昨日の福井の集会は違ってたね

 発言を希望する個人や団体の「1分間アピール」が、80人(組)延々と続いた。もちろん1分間で収まるはずもなく、2時間半ほどかかったかな。一人が発言するたびに 会場はまるでお祭りのような大盛りあがり・・・

 でね、次々と発言する人々の多くが若者だったことも力強かったけど、なるほどなと思ったのは、発言する多くの人が、「一人称単数」を主語にして発言していたことだね。

 つまり、
 「私は、原発を拒否します」
 「私は、N首相の再稼働表明に怒り爆発です」
 「私は、私の幼い子供に放射線を浴びさせたくないです」
 「私は、断固廃炉を要求します」
・・・・などなどなど、延々と「一人称単数」の発言が続いた・

 たまに労働組合や政党の方の発言もあって、「われわれは・・・」「わが○○労組は・・」「わが○○党は・・・」という内容で、それはそれでとっても勇気づけられる貴重な発言だったけど、「一人称単数」の発言に比すると やはりパワー不足は否めなかったなああ

 やっぱり、こういう運動のエネルギー源は 自分の所属する組織の活動方針が云々ではなく、「俺はいやだーーーーって」ってのが出発点だね。まあ逆にいえば、そういう個人が集まった組織でなければ、本当に力を発揮できる組織にはなれないということだね。

 ひさしぶりに 元気になる集会でした。(明日も続報アップします)

 他県から集会に参加した人が、口々に言っていたのは 「大飯原発の次に再稼働が企まれているのは、愛媛の伊方か石川の志賀原発だ。石川の人は そのことを自覚しているのか!!」でした。

 うん そうだ。みんな 体を張って 脱原発の運動に取り組んでいるんだね。

 石川でも、今から、この瞬間から 隣にいる人に 声をかけてゆかないとね。ほら 君のことだよ。

↓お城(県庁)を取り囲んでパレード



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