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9条と国民の生命を ともに守るために @ 『改憲的護憲論』


今年、改憲の発議が行われることを予想されます。僕はもちろん「改憲は必要ない」と思ってますが、今の東アジア情勢をリアルに見れば、自衛隊の肯定的に思う人は国民の過半数と思います。この「9条を守れ」を支持する人と「日本の国土と国民の生命を守る自衛隊」を支持する人の議論は、永遠に平行線のように思われがちです。

 でも、大切なことは「9条を守る」ことと「国民の生命を守る」とことは ともに大切だという事です。そしてそのことは、何を隠そう日本共産党自身が、2016年の参院選以降、明確に打ち出している方針です。

 ここでいう「国民の生命を守る」とは、もちろん「急迫不正の主権侵害」があったときは自衛隊に頑張ってもらうということです。「急迫不正の主権侵害」は法律用語の様ですが、日常語で言えば「武力攻撃を受けた時」という事です。

 自衛隊が アメリカと一緒になって 地球の裏側で戦争することは、多くの国民が反対していますが、専守防衛に徹する自衛隊に対しては 多くの国民が支持しています。憲法9条を守れとデモ行進で叫んでいる人々を含めて です。

 解釈論でも、政策論でも、共産党が提唱する国民連合政権では「自衛隊は合憲」とすることを、共産党は明確にしています。

 そういう「今どきの共産党」に対して、「それじゃ 昔の社会党の二の舞」と古い活動家から批判が出ます。これに対して小池書記局長は「政府としては合憲ですが、政党としての我が党が違憲ですから、問題ない」と言ってました。 

 口ではどうにでもいえるが、実際に政権を担う閣僚は そんな言い訳は通用しないことは ちょっと考えればわかることなんですがねえ・・・
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