先日、石川製麺の駐車場にあるらーめん自販機「ラー子の店」の記事をアップしました(これです)
恥ずかしながら、石川製麺って金沢の会社だから石川製麺っていうのだと思ってました。実は魚津市にある富山の会社だったんですね。何で「石川」を名乗っているかと言うと、創業者が石川さんだから。これまたシンプル~!!。
僕がそう思い込んでいたのはそれなりに訳がありまして、いまから40年以上前の学生時代に、香林坊の映画館街(く~~っ 懐かしい響きっ)にあったラーメン店でバイトしてました。週2回18時から26時まで。
そこでは小生、ラーメンを作ってましたが、流石にスープは大将が作ってました。バイト君がするのは。麺を茹でて 盛り付けて 客に出して、お会計、丼を下げて洗うまで、ひと通りやってました。
ある日大将が「麺だけ食ってスープを残す客と、スープは飲んで麺を残す客、どっちがいい?」と聞いてきました。
小生「???」
大将「そりゃ、スープを飲んでくれる客やな。麺は金沢では、どの店も石川製麺か安原製麺から仕入れている。でもスープは、自分の店で作っとるからや」とのお言葉。
以来、石川製麺は金沢と言うか石川県の製麺業者と思いこんで40数年なのでした。蛇足ながら安原製麺(=安原食品)さんは、数年前に倒産しましたよね。
ちなみに、大鍋で麺を3玉茹でて、平ざるでササッと3等分に麺をすくい上げる技術、このバイトでマスターしました。以来その成果を披露する機会は、皆無ですが・・・。
(写真は 石川製麺のHPから拝借しました。主力商品のひとつ、富山ブラックとのこと)
1