「二級酒でいいですかあ？」って 久しぶりに聞いたよ・・

 

　先日、個人経営の酒屋で　日本酒の一升瓶を買いました。１本１６５０円の全く普通の酒です。店番をしているのは、いつもとは違って　高校生のバイトらしいお姉さん。

　この店、普通の店と違って、日本酒の一升瓶をレジの後ろの壁の棚にズラリと並べているんです。なので、自分で手に持ってレジに持って行くのではなく、店の人の取ってもらわねばなりません。

　で、「その棚にある『成政』の酉印ください」とお願いしました。するとバイトのお姉さん、「この二級酒でいいですかあ？」とおしゃいましたあ。

　店員さんが、僕らの年代のおじさんだったら「日本酒の等級って　２０年以上前に廃止されましたよね！！」と突っ込みたくなりますが、高校生のバイトの可愛いお姉さん相手に　そんなこと言うのは野暮なので、「ハイ　二級酒です！！」と言って、にこやかに？店を出ましたああ。

　確かに、昔の居酒屋には「特急」「１級」「２級」なんてありましたよね。ちょっと昭和な雰囲気を思い出した瞬間でした。