夏の思い出 北アルプスの透明な風 ～～ 栂池高原

　以前は、夜行急行電車に金沢から深夜に乗り込み、早朝に大糸線の駅に降りれば、午後には北アルプスの稜線に出ることができた。それができるのは、スキー場のロープウエーを夏山登山で利用するから。かなりの標高の地点まで「歩かなくても」行けるのが、北アルプスの利点の一つだったね。

　最近は、夜行急行電車も廃止さて、そもそも　そういう強行軍をする体力もないので、もっぱらロープウエー駅周辺の「水平道」の散策がメインだね。そういう場合、栂池はもってこい。そして十分に高山気分を味わえる。

　ロープウエーを二つ乗り継いで、高原駅から少し歩くと　もう栂池高原の入口に行けます。右に抜けると　白馬乗鞍を経て白馬大池にいけるけど、それはガマンガマン。高原内は整備された木道の「水平移動」。見上げると北アルプルの山と碧い空。

　北アルプスの透明な風を感じられた１日でした。

↓猛暑の下界では味わえない光景だね