金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
「少し焼くかい」と大将は言った @ 富山市総曲輪『両国』
富山での仕事を終え、後は高速バスに乗るだけ。となれば 一杯やらねばならんですよね。今日の仕事は国際会議場だったので、雨の中 駅前まで行くのも面倒なので、総曲輪のアーケード商店街に滑り込みました。ここまでくれば、あそこ、あそこにいかんならんね。
はい、もちろん行き先は『両国』です。
めずらしく(失礼)先客が3名。いかにも常連さんって感じです。大将、相変わらず渋いねえ。なんかこの店、そのまま映画のセットに使えそうです。
カウンターに座って「焼酎お湯割り」と僕。焼酎とともに、白菜の漬物がきます。二口三口食べると、「そちらさん、スジたべるかね」と大将がポツリと一言。スジ肉の小鉢が着ます。これポン酢かけてますね。いい味です。
で、そろそろ焼酎の1杯目がなくなりかけたころ、大将が「少し焼くかい」と、またまたポツリと一言。「ええ、ミックスでお願いします」と僕。「今日はカシラとレバーしかないけどさ」と大将。
待つこと20分。大将が「ごめんね、今日は炭のバランスが悪くて 時間かかって」と珍しく詫びの一言。「ぜんぜん大丈夫っすよ。時間だけはたっぷりあるもんで・・」と僕。この店、客の方であれこれと注文するより、大将の仕切りに身をゆだねたほうが、断然楽しめます。
で、ようやく出てきた串が ↓以下の写真。これまた渋いよねえ。なんか「人情」という名の味がするなあ
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