金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
海から昇る朝日を見てみたい
金沢の人にとって 太陽は山から昇り 海に沈むということになっている。金沢というか日本海側ではみなそうだね。たしかに海に沈む夕日は 海もまた赤く染まり、本当に美しい。でも、夕焼けは どんなに美しくても ますます暗くなるばかりだね。
その点、朝焼けは、夕焼けほどドラマチックな美しさはないけど、だんだん東の空が明るくなるのって気分がいいものです。昔の人が、朝日に向かって 手を合わせた気持がわかる様な気がします。
受験勉強をしていた高校時代、ようやく東の黒い空にオリオン座が横たわって現れたかと思うと、今度は次第に空の黒が淡くなり始め、夜明けの近さを感じたこともある。
一度でいいから、海から昇る朝日を見たみたいなあ。
能登に行けば見えるかなと思ったけど、朝日は、富山湾から昇るのではなく、立山連邦の黒いシルエットの上から昇るんだろうね。やっぱり、南の島で見る 海から昇り 海に沈む太陽が一番かな?
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