選挙は「選挙区」と「比例区」の２票ある

　昨日の総選挙のラストサンデー（といっても公示後のファーストサンデーでもありましたが）でしたね。

　普通、選挙といえば、候補者の名前を書いて投票する選挙区のことと思うよね。衆議院なら石川１区などの「小選挙区」、参議院なら石川全県の「選挙区」ですね。

　でも選挙はもう１票あります。比例区です。これが実はなかなかどうして重要です。参議院の場合は、候補者名でも政党名でもＯＫですが、今やっている衆議院は政党名オンリーです。候補者の個人名を書くと無効になります。

　２年前の、自民党が圧勝した総選挙でも、小選挙区では相対的に１番得票の多かった候補が当選するので、自民は議席を稼ぎましたが、比例区では、自民党の得票率は１６％でした。

　つまり投票した人１００人のうち１６人にしか選ばれない政党になっているんですね、自民党は。それでも「圧勝」できるのは、小選挙区制のマジックですね。

　なので「言ってることはいいけど、どうせ当選しないでしょ」という人には、「比例があるでしょう！」とツッコミを入れることが大切ですね。比例は集まった票の分だけ、着実に議席に結びつきます。

　↓共産党のＷＥＢコマーシャルです。今日は「スナック」篇　です