秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(ケッケッケッ星人と幸福のウイルス)

2010年12月12日 | Weblog
家に早く帰る、理由がなくなった私は、野暮用で出掛けた帰りに、町に住む、娘達のアパートで
無償のダスキンレディを努めた。
夕飯をバンバン作り、三人で身体に悪い?
《腹一杯》
を味わった。
食後の会話で、何故か、神様の話しになった…

人間には、持って生まれた、《性質》がある。先祖の遺伝子から、受け継がれている、変えられない、絶対的なものがある。

わたしは、娘達を、5分違いで、この世界に出没させ、同じ時間を、全く同じ言葉で
話し聞かせ、育てた…と言うより、学ばせて頂いた。

幼少期の頃から、長女は
「要領のよい子」
だった。
次女は、
「要領の意味さえ知らない子」
だった。
小学生の頃、次女は、テレビも見ないで、コツコツと宿題をやり、対称的に、長女は、テレビを見ながら、笑い転げていた。
やがて次女が、お風呂に入る…昔から長風呂だった。
長女は、その隙に、次女が頑張って解いた、宿題を一気に写す。
写し終わったら、すぐにテレビを見て、それからお風呂に入る。
次女は、お風呂から出て、長女の宿題ノートを見て、何も疑わず、独り言をツブヤク…

「〇〇って、偉いなあ~今の時間に、早…宿題出来たんじゃあ~なんで、〇〇(自分の呼び名)は、時間かかるんだろ?頭悪いけんだろか…?」


数日後、宿題を返されて、同じ箇所に、先生の赤いバツマークが、入っている
それを、見て、次女は「おんなじとこ、間違えとるなあ~」
と双子の共通点に?素直に感激し…
長女は、
『間違えとるじゃないか~!』
と悲鳴に近い、声を発していた。


そんな、三人の会話
私が、神様絶対説を言うと、長女は、世界中の出来事とか、障害を持って産まれた子供達を想うと、神様なんてイナイ!
と思うと言う。
私が問い掛けた。
『指は五本揃って、握り易いだろ~身体の全部が神秘に出来すぎているから、人間を造った神様は、きっと、おる筈じゃ』


少しのまをおいて、
次女が 思い出したように、言った。

「あのなあ~、会社のおっちゃんでな、指三本で上手にタバコ持っとったよぉ…?」
※事故で、指を切断した方です

長女が、
続いて話しだした。

「最初からな、指六本だったら、ちゃんと六本使うと、思うよ!五本あるけんっ、五本使うだけなんじゃないん~!」

肩を揺すりながら、
ケッケッケッと
笑う長女…

お前は、
ケッケッケッ星人か?ダイジョウブ星人の、イチミか?


暫し、母は…
沈黙…
(こいつらと…神様談議をしても…?無駄か…?)

ニワトリが先か?
タマゴが先か?

摩訶不思議な、この世界だから、
やっぱり、摩訶不思議な
《あの世界》
が、ある筈…?
人間の、感情。
微妙な感情。
喜・怒・哀・楽
全てが、自分の捉え方ひとつで、
世界一の幸福者になったり、
世界一、不幸せに思えたり…

人間だけなんだ…
生きる事から、逃げる事が、出来る動物は。
人間以外の生き物は、
逃げる選択なんて、出来ないんだ。
生きるしか、生き方を、選べないんだ…。

二週間の間。
頂いた、私への
優しい励ましのお言葉の数々。メールの数々。
(内、2名の方から、お悔やみの香料…)

ありがとうございました。

私は、
ホンワカ、優しい言葉に、いつもいつも、弱火で温められながら、冷えない
《こころ》
を、持ち続けていられます。

だから…
やっぱり、ワタシは幸福です!幸福の、ウイルスを、バンバン感染出来る様に?
がんばりますっ!

神様談議は、
また、次回。
各自、ご家庭にて、討論下さい。

最近の、独り言のあたまに、なぜか、
「ゴン~今日はなぁ~」
と言ってしまう、
涙もろい、私でした…。 草々















コメント
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