秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(部屋のどこかに奴はいる)

2011年10月21日 | Weblog
嗅覚が異常に、作動した夜。
《臭い》の元を辿る為に、無意識なままに四つん這いになり
こたつ布団を捲り上げたり、絨毯の下を見たり…
動物が獲物の臭いを、感知した時、必死になって鼻先を、クンクンさせる気持ちが
理解できる…
臭いの元に、奴はいる
じっとしたまま…
奴はいる…
臭いだけを、武器にして、生きていけるなんて…

おそるべし!

《クサムシ》

祖谷地方では、クサムシと呼ぶが、正しくは
《カメムシ》

昆虫の一種で、その種類は数多い

お天気の時が、特に要注意
暖かい場所
窓際、サッシの隅
カーテンの裏
洗濯物の中

『なんじゃこりゃあ~!』
みたいな感じで、団体で、固まっている事が多い

色は、焦げ茶色とグレーを混ぜたような色
胴体の長さは、1、5センチ位
胸囲は不明
正しくは、胴体の長さも、直接計った事がないので、テキトーな長さ
ニセエッセイストです
悪しからず~

で…
この虫を、見つけたら、退治方法も、人によって異なる

軽ーく、指先で掃うだけの人
ティッシュで包んで、ごみ箱に入れる人
ガムテープに、くっつけてから、捨てる人
小さな瓶に入れて、蓋を閉めて、窒息死させる人

ガムテープに、胴体をくっつけられたら、
ゴキブリホイホイと同じ、殺傷力がある。
瓶に入れられ、蓋をされたら、自力では絶対に、逃げられない。

瓶は大概の家が、佃煮等が、入っていた、透明な瓶を再利用する。
貯められていく、クサムシ君…その想像もつかないような?悪臭の中で
数時間を過ごし、死んでいく、昆虫さん…
《悪臭》さえ、なければ、人間からみれば、ただの昆虫なのに…
《眼》の中に液が入れば、毒にもなる。
皮膚につけば、シミになる

やっぱり、おそるべし…
《クサムシ》

テーブルに装った夕飯の、おみそ汁の中に、クサムシが、ダイビングして
みそ汁の具と一体化して、そのまま、知らずに食べたオッサンの
嫁さんへの罵声を着色なしで、お聞き下さい
ワタシ達夫婦の会話では、アリマセン
悪しからず

「お父さんっご飯できたでよ~起きて食べなよ~」

※仕事から帰り、そのままこたつで寝る、昔は若かった、お父さん。今はメタボっ!

『飯かぁ~さいはなんぞ~』
※さいとは おかずの事です

こたつから、はい出るお父さん
既に 焼酎二杯を規則正しく、呑んでいた

無口に、夕飯を食べかけ…

流れのまま、みそ汁をススる

男は 奇声を上げるっ!

『なんぞぉ~』
口から何かを、取り出す!男!

『オドレはオラの汁に、クサムシ入れたんこぉ~!ドボレよ~!』
クサムシが、ダイビング!
想定外の結末

あれから数年
この夫婦は、別れていません
多分…?無口に、夫婦をやっています。


先日 職場の方に
聞かれた

『菜菜子さんの旦那さん、市役所に行ってないで?』

ん?市役所?
と思いつつ…?
ワタシは にこやかに答えた

「主人は、単身赴任で宇宙飛行士ですっ!宇宙に行ったまま、帰ってキマセン~!」

彼女は、顔をひきつらせ、微笑し、それ以上、聞いてこなかった
話題を、逸らしてくれた。
有り難いっ!

7月から、職場を変わり、
以前勤めていた、職場の友達とも、今だにお付き合いが続き、
そして…
また新しい仲間が、出来る

この職場に、来なければ、出会わなかった方々…

ワタシの人生の線上で、巡る会える、別々の人生を歩く方々との
《縁》

職場が、ドンドン山から、下っているような?

職場のハシゴみたいな?

数年で制覇していくみたいな?

《臭い》の
武器ではなく、罵声だけを武器にしているような、
大人には、絶対になりたくないっ!
汚い顔には、なりたくないっ!

《言葉》
を大切に出来る、人間で在りたい。

まだまだ、摩訶不思議なニンゲン界!

クサムシよっ!
みそ汁の風呂には 入らないでね!
夫婦関係が、ドロドロになるからねっ!

※追伸
奈良に出稼ぎ中のワメイの嫁が、二ヶ月位前、
『絵手紙だすからね~♪』
と言っていた…
またまた、計画倒れか?
到着しない…
これを、
《温泉女子》と言う
《ゆ~だけの女子》
待ってます!
絵手紙~~
ええ手紙~~
かしこ









































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