さ庭べにもみじば散りて蟲の音も消えて寂しき祖谷に行く秋
庵のには棗熟れにし頃なれど食しきこぞのなつかしきかな
あか屋根に二連廃家のわびしけれ兵庫助のいにしへぞ思はん (ひょうごいしの地名に想ひて)
二ついしの地名、別名画星の里 画に描いたように綺麗に星が見える
山のべに画星のさとのありければ星屑あまたかがやきにけり
静かなるさとに降り来るながれ星消えてかへらぬ空に祈らん
千振を待ちたる友に荷を造り (テラオ兄さん毎年友に送りたるを聞き)
身に入れて宿の女将に情話かな
自然薯を掘り出す穴に陽は落ちし
年毎の行事に妻の零余子飯
朝寒や旅の支度も捗らず
棗熟れ落ちたる庵は留守なりし
テラオ兄さん携帯写真

先だって、テラオ兄さんの零余子の絵手紙を妻が見て、もう時期なんだ
それじゃあ、今年も炊こうかね。

テラオ兄さん絵手紙 ゲンノショウコ(御輿草)秋の風情


庵のには棗熟れにし頃なれど食しきこぞのなつかしきかな
あか屋根に二連廃家のわびしけれ兵庫助のいにしへぞ思はん (ひょうごいしの地名に想ひて)
二ついしの地名、別名画星の里 画に描いたように綺麗に星が見える
山のべに画星のさとのありければ星屑あまたかがやきにけり
静かなるさとに降り来るながれ星消えてかへらぬ空に祈らん
千振を待ちたる友に荷を造り (テラオ兄さん毎年友に送りたるを聞き)
身に入れて宿の女将に情話かな
自然薯を掘り出す穴に陽は落ちし
年毎の行事に妻の零余子飯
朝寒や旅の支度も捗らず
棗熟れ落ちたる庵は留守なりし
テラオ兄さん携帯写真

先だって、テラオ兄さんの零余子の絵手紙を妻が見て、もう時期なんだ
それじゃあ、今年も炊こうかね。

テラオ兄さん絵手紙 ゲンノショウコ(御輿草)秋の風情


