秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(閉校式の独り言)

2012年03月19日 | Weblog
本日、私や娘達が遊んだ、校舎のお葬式に行ってきた。
校舎は、火葬でも土葬でもなく、生きたまま、ミイラになる。
まだまだ、元気な校舎だったのだけど、
更に更に、ピカピカなお城を建てたい人がいて、
なんでもピカピカが大好きな大人達が、
将来をシッカリと見据えた、正しい税金の使い道を選択し、
各々が、模索しながら、本日の校舎のお葬式となりました
……とさ。


まだまだ 元気な校舎が、建ったのは、
約18年前。娘達が通っていた。
あの時、父兄達も、かなり寄付金を出した。五万円が一気に家計を圧迫したのを、覚えている。

人口は減り、
子供たちがいなくなる現実で…
あのお城のような、校舎は将来?
飾りもの以外の、何に化けるんだろう。
一人の傍観者として、今日のお葬式は、滑稽だった。
元気なのに、めちゃくちゃ、元気なのに?
何故 なぜ とことん使わないの?
と 誰に聞いたら良いのか、解らないから、官庁のやることは、正直、吐きそうになる。
毎日、少ない賃金で、へとへとになりながら働き、生活を切り詰め
その先の税金の使われ方が、こんな感じで…

この パターン
日本中で 繰り返されている。

…で
来賓で出席していた、 市〇さんのご挨拶も、ほとんど聞き流し、
来賓席で座り、偉くなったと勘違いしながら、歳を重ねたお方達が、やがて肩書きから遠ざかり
一般席に座り、白髪頭を一列に並べ座り、その白髪頭を後ろから眺めながら、
なんて解りやすい ビフォーアフター?と そんな事ばかり 考えていた。

そして、歳をとると、キューティクルが失くなる。
キレイに歳をとっているご婦人の方々は、皆さん髪が、キレイ。
テキトーにとっている方々は、
髪が パサパサ。

ワタシは
何をしに いったんだっけ?

これを
『顔だし』と言う。


ワタシの場合、
昔の木造校舎が取り壊された時点で、
お別れは 出来ている。
だから、今更
過ぎる想いなど ない。
日の丸の白い部分は
庶民で
日の丸の赤の部分は、絶対権力を持つ、
国家に 見えた。

昔、国会議事堂にプロペラ飛行機で突っ込んだお方の胸中が、ふと理解出来るような、わたくしです。
やっぱり、ワタシは
変態か…?
一体、今日の来賓席の中に
子供に道徳を教える純粋な器の大人は、
何人 いるんだろうか


結局、1番輝いていたのは、子供達だった。よかったよ!
太鼓の演奏は みんな一生懸命で
オバサンは 感動しました。

こんなに、ひねくれたオバサンにでも、
伝わったんだから
君達は 凄い!

もう 二度と
公共の箱物に
寄附はしないと
ココロに決めた
わたくしでした。

校舎に 合…掌♪




































コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする