秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

初秋の山里 野路に咲く雑草の可憐な花々の愛おしさ

2017年09月16日 | Weblog

ざわざわと木の葉を揺さぶる少し強めの風は冷たい感さえする、山里のいつもの野路は
峠に向かって緩やかな傾斜となり、緩やかにうねりながら雑木林の続く自然豊かな野路である

野路端にはなんでもないような雑草とも呼ばれる、変哲も無い小さく可憐な花たちがひっそりと咲いている
その風情に惹きつけられて、ひとつ、ひとつ、の花を眺めては、言葉をかけて愛でるのが楽しいものだ

昨日の花たち、きょうの花たち、昨日の葉っぱの移ろい、きょうの葉っぱの移ろい、と刻々と時を刻みて
変化していく自然の風情の彩に、気づき、を齎してくれる密やかな、歩き、こそぼくの人生そのものである






白花露草 (変異による脱色、稀に見かけるが珍しい、6個体あった)