秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ( 避難とワタシと時々・雑感)

2017年09月18日 | Weblog


前略・
娘宅に避難しております。
『この世には、何の未練もありません~』
と豪語する割には、健康診断をキチンと受けたり、巨大台風と聞けば、こんな風に小まめに避難したり、
自分で自分の真意が判らない。

避難勧告が全域に出ているけど、全員が避難する場所なんて、どこにあるんだろう。
村の中は村民の数が少ないから、十分収容出来るけど、都市になったら不可能だと思う。
ミサイル、地震、巨大台風、落雷。

生きているのは、大変だ。貧相な日常でも、何気ない日常が、どんなに有難いか、
いるのかいないのか判らない?神様にとりあえず感謝してみる。

お盆を過ぎてから、ほわ~んと 私の中に 悟りのようなものが舞い降りている。
この世界もあの世に 繋がっているような、
この世界をがむしゃらに生きるのは、もしかしたら、無駄な労力かも知れない。

『死』を恐れてはいけない。
『生きる』ことを難しく捉えてはいけない。
『私はギブアップです!!お国の制度で助けて下さい』
と弱音を吐く位の人生のほうが、きっと楽なんだ。

意地とか、プライドとか、そんな面倒くさい荷物は、早めに置いていこう。
命の終わりは 突然やってくる。ポカーンとふわ~とやってくる。
そんな風に幾人を見送ってきた。

他人の評価なんて、何の意味もない。評価した人達も、いずれポカーンと 逝く。身体が拒否することは、切り捨てて行こう!
我慢が美徳とは、限らない。またまた、訳のわからないことを 書いてしまった。

政治家や、公務員や、大手社員だけが、豊かに生きれる日本に、未来はあるのか?
賃貸料が高すぎる。
賃貸難民の若者が満たされなくては、全ての問題は解決しない。

そんな貧相な暮らしの娘の部屋の片隅に汚い小さな座椅子が置いてあった。
『この椅子、捨てたら?色も褪せとるよ~』
と母は、優しく聞いた。

娘は速攻答えた。
「その椅子、父ちゃんに買って貰ったか、父ちゃんと買い物しながら、買った椅子じゃけん、置いとる」

私にはゴミに見えたけど、娘には大切な品物だった。
娘はココロだけは、貧相化していないみたいだ。
少年よ
大志を抱け!
命短し
恋せよ乙女!

いつまでも
あると思うな 健康な歯
亭主 元気で 留守がいい!
草 々










































コメント
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