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お雇いはふじもりせんせい

松村貞次郎著の「お雇い外国人〈15〉建築・土木 (1976年)」(鹿島出版会)を読む。
「お雇い外国人」シリーズ全17巻の1巻、やや古い本ではあるが、記述が平易で読みやすい。

特に今回の目的であるコンドルの項は現在にも通じる新しい知見が盛り込まれているだけでなく、
なにか、こう、心にぐっと来るものがあるなぁ、と思ったら・・・。

「なお、本書の準備はかなり早くから始め(中略)ついのびのびになってしまった。
 また、建築のコンドル博士の章は、(中略)新進の学徒藤森照信氏に全面的に執筆を依頼した。」
(「あとがき」より)

曾禰さんの彰義隊の話とかは藤森先生の十八番という感じですが、初出(?)はココだったのですね~。

あと、あとがきには、この項に関して鈴木博之さんがサポートしたようなことも書いてあって、
(鈴木先生はもともとコンドルが学んだイギリスのゴシックリバイバルがご専門だったはず)
ちょっと調べたらこんな論文も。
→ ・ ジョサイア・コンドルの建築観と日本 『日本建築の特質』中公美術出版 1976.10
  ・ ジョサイア・コンドルと英国、建築史研究 No.40  1976. 9

お二人とも当時はまだ三十代だと思うのですが、
なんか、すごい知の盛り上がりがあったんだろうなぁ。
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なったらやだな>メール便

という訳で、ご主人様の声の通販、量が少ない場合は
メール便で送られてくることに遅ればせながら気がついた訳ですが、
現在入荷待ちになっているCDがありまして、これの展開が気になる。

Kiki ChanteKiki Chante
Kiki DeMontparnasse

Phantom Sound & Vision 2008-06-03
Sales Rank :

See details at Amazon
by G-Tools

マン・レイなどのアーティストとの交流で有名なモデル、モンパルナスのキキのCDです。

一緒に注文した他のCDは廃盤でキャンセルになってしまった
Anne Dudleyの「Seriously Chilled」以外はすでに到着済み。
なので、残るはこれ一枚。

一応明日5/12が次の出荷予定なのですが、う~ん、無事入荷するだろうか?
そして入荷しても一枚なんでまたメール便でチンタラやってくるのだろうか??

やっぱ塔音盤の店頭で見かけた時にその場で買うべきだったか・・・。
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遅すぎ>メール便

某CDショップのオンラインストアがリニューアルキャンペーンとかで
ポイント10%、しかも終了日未定!
なんていうんで順次まとめてポチポチしたのですが、
概ね終了したところで大貫妙子さんのベスト盤が出ていることを察知。
2,500円で送料無料なので、一枚だけだけど頼んでみました。

いままでは在庫があれば2,3日中には届いていたのですが、これがなかなか届かない。
佐川の追跡サービスも該当なしで利用できないし。
1枚こっきりで頼んだことがなくって知らなかったのですが、
どうやら今回はメール便で送られているらしく、それで追跡サービスも無いらしい。

しかしなー、2~5日程度かかるって書いてあって本当に5日かかるとはね。
事故かと思いましたよ。
佐川のメール便ではデフォルトという噂もありますが、
連休中に届くと思ったので自宅宛にしたのに、意味無さすぎ。
ちょっと用心しなきゃ。
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下高井戸でケーキ

車には難所ですが、松原のコインパーキングからせめてみました。
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「上野伊三郎+リチ展」でうきうき

目黒区美術館で開催中の
「上野伊三郎+リチ コレクション展-ウィーンから京都へ 建築から工芸へ」
に行ってきました(5月31日まで開催)。

充実した展覧会にも係わらず、入場料は600円、図録も2,000円、
リチさんのテキスタイルデザインは明るくてかわいらしいいので、
目にもお財布にも優しい展覧会となっています。



チケットも綺麗でしょ?
展覧会タイトルに「建築から工芸へ」とあってまじめに考えると大変なんですが、
相方の伊三郎さんの設計に銭湯があったり、図面が下手だったりと単純に楽しんできました。

あと、ちょうどギャラリーガイドがあったので参加してみたのですが、
一人で見ていては気がつかないような点の説明を頂け、収穫あり。
ではあったんだけど、所要時間が一時間弱、解説中も展示はある程度見たのに、
その後の閉館までの1時間でもう一巡できなかったのはちょっと失敗。
結構ボリュームあります>展示。

ところでこの展覧会は京都国立近代美術館からの巡回なんですが、
目黒区立美術館でやったのは村野藤吾つながりということらしい。
(目黒区役所=村野藤吾設計の建築=日生劇場=インテリアにリチ参加)
その京近美ではこの後「京都学「前衛都市・モダニズムの京都」1895–1930」なんていう
展覧会の開催が予定されているそうで、うう、行きたいかも。
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