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 自然豊かな多摩地区、そこには歴史の宝庫の神社仏閣もありますね。

こんな大きなお寺に来ました

2022-10-19 10:23:54 | 日記

博物館の向かい側の道を入って行くと

立派な仁王像のある山門を入り、近づいて行くと境内の中には

いろいろな文化財もありそうな雰囲気が漂っています。これは一夜塚供養塔といい、『昭和十八年、大東亜戦争の最中、東京から朝霞に戻ってくる世帯が多く、この岡地域の第二小学校の児童数が急増、小学校の増築を決定し、校庭の隣にあった一夜塚を取り壊し、小学校を建てました。昭和二十七年、一夜塚古跡保存会を結成して第二小学校の校庭隅に一夜塚古墳址碑を、当寺院に頂上付近から発掘された出土品の一部を埋葬し一夜塚の御霊を供養し、この供養塔を建てたのだそうです』

本堂も立派ですね。

ところで、ここ東圓寺というお寺は、松光山と号し創建年代は不詳ですが、古来より薬師堂とその別当寺が近隣にあったといい、その薬師堂が廃れたのを惜しんだ法印永慶が寛弘年間(985~1011)に再建し中興高祖となったといいます。太田道灌が当寺本尊薬師像を、城内鎮護として持ち去ったこともあったものの無事返還、徳川家康江戸入府後には、当地の代官となった甲斐荘喜右衛門が当寺を当地へ移転したといいます。当寺不動堂横には霊泉とされる不動の瀧があります。東圓寺所蔵の文化財としては、東圓寺の板石塔婆、不動の瀧、一夜塚供養塔 などがあります。

                           つづく