黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

新排ガス規制でいろいろ考えた

2017-08-19 08:09:51 | バイク
28年排ガス規制でバイクにABSが義務化するとは知ってたが、猶予期間みたいのがあるし、あまり興味ありませんでした。

でも、やっぱりちょっと気になったので調べてみると、やっぱりそうみたい。

但し、50ccは関係なくて125ccまでならコンバインドブレーキで良いそうです。

でも、コンバインドブレーキってどちらか一方のブレーキをかけると反対側のブレーキもかかる装置でしょ。

つまり、後ろブレーキをかけると前ブレーキも同時に少しだけかかるブレーキって事で、その逆もある。

これ、雪道だとフロントブレーキを絶対かけられない場面とかありますから、ヤバイかも知れません。

まあ、バイクで雪道を走るって稀な事だから想定してないんでしょうね。

そして126cc以上のバイクは、ABSが義務化って事だからセローとかにも付くんでしょうか?

ヤマハのラインナップを見るとWRとかも生産中止だから、売れないのもあるでしょうけど、その辺の流れもあるのかな?

次に車載式故障診断システムも付けなければダメみたい。

これで診断すれば不具合の発見や早期発見につながるんでしょうけど、なんだかなぁ~

あと、訳の分からない「燃料蒸発ガス規制」てのもありました。

要するに燃料タンクのガソリンがエア抜き等から蒸発する際、それにもフィルターを付けなさいって事みたいです。


しかしなんだわ。

一昔前までスーパーカブって20万円弱で買えたけど、今じゃ30万円近いお値段です。

ホンダさんも好きで高くしたわけじゃなくて、それまでの排ガス規制をクリアするためにFI化等々をした事によりコストがアップしたわけね。

高くなれば、それでなくてもバイク離れが進んでるんだから、少しでも安くする為に中華製にするという選択肢を取ったのかな?

確かに国内で作ったら現在の286200円より数万円高くなるわけで、たとえば316200円とかなら買う人は買うでしょうが、買わない人も沢山出るはずです。

ホンダだってバカじゃないだろうし、国内生産を続けようという社内の声もあったけど、世の流れに逆らえず中華製にしたという、そういう事も考えてしまいました。

噂だけど、また熊本工場でカブを作るらしいから、やっぱり国内生産を続けた方が正解だったかも知れませんけどね。

だって、次にカブを買うかと訊かれれば、私は「買わない」と答えると思います。

日本人が日本人のために日本人で作ったカブならば、少しぐらい高くたって私は買いますけど。

コメント (2)
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