草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

スマホで”樋口一葉”を読む

2013年12月22日 | 読書

スマホの「Play ブックス」というソフトをダウンロードして、読書ができる。

先日三ノ輪の「樋口一葉文学館」に行って急に読んでみたくなった作品。この辺りの名作は著作権が失効しているので無料で読めます。もちろん有料なら最近の物もあるし、勝手にお勧めの作品まで紹介している。

「たけくらべ」は何となく覚えているけど、文学館でのDVDで、じぇじぇj(@_@;)物だった「にごりえ」確かに、、破滅的な終わり方で切なくなる。

さらにこの季節にピッタリの「大つごもり」これも貧しい市井の哀れが描かれているうえに、本文の最後を突っ込むつもりもないが、「後の事しりたいや」(笑)もの

筋書きというよりもやはりこの樋口一葉のすごさはその文体かなと実感。沢山のすばらしい和歌を詠んでいたことも先日知ったばかりだが「さもあるなむ」

もちろん読み方に悩むような部分も沢山あるし、こう読むか?って驚きもあるし、流れるような文体、「おちゃぴい」だとか、漢字の当て方もユニークで面白い。

だから文学者ではまっちゃう人もいるのね(^^ゞ

それはともかく、このスマホで本を読むということ、自分がまさか?と思ったけど意外に楽しい。寝転んでも立っていていも、持ち易く、ページをめくり易い。

もちろんスクロールしにくいので通常の画面を読むには老眼鏡を使うが、無くてもこんなにも大きくなるので安心(笑)

  

もし電車の中とかでも読むとなれば心配はバッテリーだけだが、これは確かな充電器があるので問題ない(*^。^*)

「読み上げ機能」があると書いてあるのですが、何だか声が聞こえないので、できたら読んで聞かせてほしいかも(笑)

もちろん安東氏の作品が連載中の新潮社の「yomyompocket」はPCでは読んでいますが、スマホでも読めるのです。

よろしければ月額525円なので、ほかの作品もたくさん読まないともったいないのですが(^^ゞ

 

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「限界捜査」も出ました!

2013年11月01日 | 読書

9月の「第Ⅱ捜査官」に続いて、10月の28日に祥伝社から「限界捜査」が発刊されました。

「なんで限界?」読んでいくと分りますけど、、普通は分らないかもな(笑)

「小説NON」に連載していたものを、書き直した物ですが斬新な筋書きです。

よかったら手に取ってみてください。

 

 

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安東氏の新作をよろしく「限界捜査」 祥伝社

2013年10月25日 | 読書

お馴染みの安東氏の新作が祥伝社から10月30日に発売されます。

「限界捜査」です。

正統派、かつ斬新!心を鷲掴みにする本格新警察小説です!!

どうぞよろしくお願いします。

 

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「第Ⅱ捜査官」(徳間書店)をよろしく!

2013年09月11日 | 読書

幼馴染の作家「安東能明」(よしあき)さんの最新作品が発売です。

なんと主人公は元物理の高校教師という経歴の持ち主、そこに配属になった新米はなんと教え子!というシチュエーション。

私や安東氏の高校の物理の先生っていうとサッカー大好き熱血漢のK先生だったが、、、

いやいやガレリオの湯川博士のような?これから読んでみます(笑)

もとは「アサヒ芸能」に連載されていたものを大幅に改稿したものだがあのタイプの週刊誌はさすがに買うのも立ち読みもしにくい(^^ゞので私もはじめて!

第Ⅱを第2にするか?第二にするか?しばらく悩んでいたようだったが、これに落ち着いたか。

“THE SECOMD INVESTIGATOR”って英語に表記にしたらカッコイイ(*^。^*)

あまたある警察物、、どこまでインパクトがあるか?

安東氏の経験から聞きかじったが、映像化(テレビドラマ)できるにはかなりの制約があるらしく、そこが難しいようです。

小説だと面白いけどドラマになったら??ってのがあるけど、そういう大人の事情があるようなのです。

本屋さんで買って下さいと言うには1,800円は高価なので図書館でも結構ですので是非読んでみてください。

 

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安東氏の受賞作が文庫になりました!

2013年06月13日 | 読書

幼なじみの作家安東能明氏の「日本推理作家協会賞受賞(収録作「随監」)『撃てない警官』が新潮社文庫から発刊されました。

ハード本で読みそびれた方もどうぞ読んでみてください。

今年の最新作は「伏流捜査」です。

生活安全部(セイアン)の捜査官が、身近な小さな事件に隠された”犯罪の闇を”暴きます。

 

 

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1年ぶりの新作をよろしく!「伏流捜査」by安東能明

2013年04月26日 | 読書

幼なじみの作家「安東能明」氏の新作が1年ぶりに発刊になりました。

生活安全課特捜班のお話で人間くさい作品です。捜査一課とか二課ほどメジャーじゃないけど一番身近な警察物です。

ちょっとお休みしていたWebサイトも再開、

まだ公表していないけど「捜査シリーズ」第1作の『聖域捜査』が土曜ワイドでドラマ化決定!

ここならいいかぁ、、とちょっと宣伝。

まだ撮影が7月開始という段階ですが、年内には放映されるはず、、その頃にはまたお知らせメール行きますのでよろしくm(_ _)m

 

 

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カラマゾフの兄弟、、

2013年02月19日 | 読書
土曜日の夜遅くに「カラマーゾフの兄弟」というドラマが始まって、なかなかおどろおどろしい音楽とともに、、暗ーく、破滅的な画面が流れていて、、複雑な気持ちになる。

何を間違ったのか、中学時代にこの「カラマゾフの兄弟」にはまってしまい、もちろん一回ぐらい読んだんじゃわかりっこない大作だったのですが、当時ちょうどロシヤの(そのころはソビエトの)映画も上映になったりして、、、、

更に何を思ったのかこれを原文で読んでみたい(-"-)などととんでもない思いから、、大学は「ロシヤ語」を選んでみました。

選ぶのは勝手ですが、勉強しないことには(-_-;)まぁ結果はロシヤ語学科テニス部専科みたいな学生時代になってしまい。

それでもゼミは一応ドストエフスキーを読みたい人が集まっていた「貝沼ゼミ」に入れていただきました。

私の長所でもあり短所なのが「その時の立場に沿いたいと思う気持ちが強い」

つまり、ロシヤ語学科だからそれっぽい(文学じゃなくて語学の)研究をしなくちゃ、、などど思ってしまい(-_-;)

かなり迷走しながら、当時いっぱいいっぱいながら、何とか卒論ともいえない作文を書きあげた。

「『カラマゾフの兄弟』を通して」、、通してって、(笑)、

最初から自分の不勉強を弁解(笑)そしてまずロシヤの大作家の作品を私が読んだところで分かるはずがないという「降参宣言」で始めている。

カラマゾフの兄弟の登場人物の誰一人理解できないけど、最後の方の「少年」が出てくる辺りなら何とか理解できるかも?とかなり範囲を狭めた。

そして「子供」(Ребенок)というロシヤ語の単語ひとつを取り上げて、なんとかこじつけのように「子供の頃の、家にいたころのよい思い出があることが大切で、その愛情がないこの兄弟の結末がこれです」みたいな風に持っていった。

それにしても、この物語をどうやって現代劇にするのか?興味深々だ。

少年の部分ばかりをフューチャーする訳にもいかないだろうが、私の印象深いのはコーリャとその母のクラソートキナ、イリューシャとその父のスネギーレフ、この少年たちのドラマがこの作品のエピローグだということは?まだ続きがあるのかもしれなかった?

最近「カラマーゾフの妹」という日本人の書いた作品が出ているようで、まだ読んではいないのだけど、ちょっと気になります。

そして、「カラマゾフの兄弟」は東大の先生が学生に読んでほしい作品のトップに入っているとかも聞くけれど、やはり東大レベルの方は普通じゃない?気がしていて(-_-;)というか私には「カラマーゾフの兄弟」といい「白痴」といい、「罪と罰」でさえ、ドストエフスキーの作品が全く好みでないことに、かなり年を重ねてから気がついた(笑)

国民性や、宗教、時代等が違う物を無理に理解しようと思わなくていいんじゃないの?と40年前の自分にアドバイスしたい。

日本語の、優しい散文などが好きだ(^。^)y-.。o○

串田孫一さんの詩とか、以前にも書いたけど、百田宗治さんの「にれの町」等のような、風景が浮かんでくる文章が好きだな。

あっ!ロシヤ語じゃなくてこの舞台の「札幌」にあこがれてロシヤ語に行ったのかも(^^ゞ
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読書のゴールデンウィーク

2012年05月02日 | 読書
目もいまいちお疲れだし、最近はほとんど本を読まないのだけど、パソコンに向かっているのも結構目が疲れるので、まぁテレビの見すぎが原因なのですが、、

テレビを控えめにして(^^ゞゆったりと、本を読んでみたくなった。

ちょうど安東氏の新作が2冊出たところで、一応宣伝も、、


「境界捜査」は生活安全特捜隊という部署の話、「草もち姫」の名付け親で北海道警察にお勤めの大学時代の仲間が、ちょうどその部署にいるとかで(^。^)y-.。o○びっくり!彼はまだ副隊長らしいけど、、、

身近な出来事だけど身につまされるものもあり、ペットブーム時代への警鐘もあり、一気に読めます。

前作の「越境捜査」の続編という位置づけですが、結構呼んでくださる方もいるようで、編集者からは早くも次を催促されているらしいけど、、面白い?事件を作るのもなかなか大変そう(^^ゞ

北海道警のH氏は以前「絶対言えないこともたくさんある職場で、墓場まで持っていかなきゃいけないことだらけだけど、、誰かに話してぇ」と言っていたことがあった(笑)

当時はまだ安東氏とはつながらなかったけど、彼もかなり文才のある人なので「ペンネームで書けばいいじゃん!」と言った覚えがある。

事実は小説以上ってことかもしれない。

久しぶりに探して読んでみたい本があった。

お笑い芸人の「ピース」の又吉直樹さんの「第2図書係補佐」という本だ。

FM横浜で紹介されていて知ったのだけど、ものすごい読書家の面目躍如の本で驚いた。

中学生のころ芥川龍之介や太宰治にはまったらしいから凄い、、

彼はサッカーの実力もかなりの物で、高校時代はサッカーの強豪校で活躍していたらしい。

売れない芸人時代お腹が空いて仕方がないので古本屋を回って本を探して読んだとか。

集中力があるということか?

ピースの芸はあまり覚えがなかったが、面白いのかな?

最近よくテレビに出ているようだが、彼は読書によってまた他の路も開けそうだし大したものだと思う。

読んでみたら、作品の紹介でもないし、感想というのとも違っているのだけど、一遍一編が気の利いたエッセイのようで楽しめた。これも一気に読んでしまった。

安東氏の最新版「12オクロックハイ」は「天空の死角」というタイトルで「Web小説中公」に掲載されていたものだけど、どうも連載は好きでなくて、いい加減に読んでいたけど、こうやって1冊のハードカバーになると、やはりすごいなぁと思う。


相変わらず、めいっぱい取材しているが、折々にメールや電話の中に出てきた事が作品になっていて面白い。

「「土木女」は(どぼじょ)どんな車に乗っているかなぁ?」とか、「都内で高いクレーンから脱走するんだけど、、どこが舞台ならありそう?」「この間清水建設の人とあって話したよ」「工事用のクレーンに乗せてもらった(^^♪

積み重ねた取材がこういうふうに作品になって行くんだなぁ、、ちょっと感動。

なんったって、クレーン車を操縦する若い女性が登場、高層ビルの屋上のクレーン車を占拠されて事件が始まるので、相当なハードボイルド(^^♪

欲を言ったら、ピースの又吉さんに安東作品を紹介してもらえると、、楽しいのにな(笑)




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北杜夫さんが亡くなった

2011年10月26日 | 読書
作家の北杜夫さんが84歳で亡くなった

高校時代、親友の千姫は遠藤周作、私は北杜夫さんが好きでお互いに本を貸し借りしながらか、ほとんどの作品は読んだ。

「楡家の人々」も当時は新しい感覚の作品で読みやすかったし、マンボウシリーズはこんな人でも医者になったりできるんだ(^^ゞみたいな、親しみやすさで、漫画を読むような軽い気持ちで楽しんでいた。

とはいえ、そこはかとなく東京の旧家のセレブの余裕を感じさせる作風が好きだった。

今では流行りのようになっている「そううつ病」という言葉を知ったのもマンボウ先生から。

しばらくぶりに開いてみようかな、、マンボウの数冊はまだ持っているはず。

ご冥福をお祈りいたします。

天国で、、遠藤周作さんと再会ですなぁ(笑)



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新しい小説の読み方

2011年02月12日 | 読書
幼なじみの作家安東氏の「殺人予告」はたくさんの方に見ていただけたようで、反響もメールも頂きました。何とかシリーズになるといいのですが、、新聞社とか警察の入る小説は小説とはいえいろいろ規制がうるさいようで(もっと破天荒なら全然構わないんでしょうけど、へたに現実的な作品だと微妙なのかも)

さて、彼の次の作品はなんとWEB小説となりました。今までに携帯小説というのはあったのですが@niftyというサイトの
「ビットウェイブックス」です。

niftyのIDをとって(無料)希望の作品をダウンロード希望して、クレジット決済で購入できます。

WEBでクレジットは使いたくないとかいう方には向きませんが、自分のパソコンにダウンロードして保存できるのでいつでも好きな時に読めるし、最近はやりのスマートフォンやI-PADなどでも読めます。158円(税込)

そうは言っても画面で小説を読むのにはまだ抵抗があるので、私はもっぱら印刷して読んでいます。(ペーパーレスに反するけどこのほうが落ち着く)本全部の印刷はしないですけどね。

この作品だけ読みたいという方は50円でダウンロード。

うーん、、亡くなった母などが聞いたらびっくりでしょうなぁ、、本を買わないで本を読む(笑)

i-phoneを検討していたのですがお財布携帯がなく、、やはりandroidかな?と思うこのごろですが、

せっかく2年で払った現在の携帯電話の機種代金がなくなりちょっと安くなるのに、、

そして、そんなにスマートフォンの必要も感じていないけど(家でも職場でもPCがあって、電車は乗らない、外でまでネットをしたくない、家族でAUは私だけ、知り合いもほとんどソフトバンクかdocomo族で無料通話のことを考えると、あまり意味がない)

スカイプが使えるとかは面白そうだし。

何よりも多分そんなに今と料金の支払いは変わらなさそう。

ノアちゃんの買い替えはきっぱり諦めて(-"-)「しっかり美人に直してやってください」と連絡しました。

この春はIHクッキングヒーターとスマートフォンのやりくりをします。あれっ?小説の話だったのに、、

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