比較的暖かくなってきた土曜日、やはり虫がうずき「東海道散歩」にでることに。川崎→神奈川の最後の部分です。最初は砂子で次回の浮世絵見るときに歩く予定です。
JR横浜線で「東神奈川駅」スタートです。線路よりも北側はアイスアリーナやサカタのタネで多少馴染みはあるのですが、南側は横浜経由で都内に入るときに車で通るだけ。
東神奈川駅の東口を出ると京急の「仲木戸駅」が見えます。陸橋で繋がっている徒歩1分の駅、京急電車と記念写真。第一京浜沿いを横浜に向かう途中やっと観光案内が板が出てきました。神奈川警察を少し進み、神奈川宿の中心、滝の川にかかるこの「滝の橋」を中心に、江戸側には神奈川本陣、反対側に青木本陣がおかれていたとあります。少しづつ旧東海道の匂いがしてきます。
「洲崎大神」がありました。ここからは横浜の港が見えたようですが、今はビルだらけです。
「普門寺」は横浜開港条例に基づきイギリス仕官の宿舎として使用されていたらしいですが、今は敷地入口にセンサーが付いていて通ると「ピンポーン」となる仕掛け。「甚行時」は元のフランス公史館。青木橋の大きな交差点の崖の上に見える大きな「本覚寺」は開港条約時にアメリカ領事館が置かれた寺だそうで、黒船襲来でお寺さん達はいい様に利用された疑惑(笑)全く存在が分らなかった「京急の神奈川駅」って青木橋のたもとにあるんですね(-_-;)
せっかくなので東海道線を激写、青木橋から国道一号線の一本裏が「旧東海道」らしいです「東横フラワー緑道」は、2004年に開業したみなとみらい21線との直通運転に伴い、地下化した東急東横線の軌道跡を横浜市が緑道化したもので。東白楽駅~横浜駅間約1.4kmを通して歩く事ができる。とのこと。そう言えばそんなことも(笑)なくなったのは桜木町駅だけじゃないんだわ。昔「反町」にお勤めだった北上姫様と歩きに来ようかな?自称一番の「横浜緋桜」綺麗に咲いていました。
この向かい辺りの階段は「金毘羅神社」と「一里塚」まだまだ元気なので上って行ったらなかなか風情があります。「龍神池」奥の「弁天堂」はいいですね。落ちないようにしよう(笑)
この辺りは「台町」という地名で昔から知っていたけど、車で通る場所と思っていた程、「坂」です。まさかここに広重様の絵のモデルがあったために歩く事になるとは(笑)
最初に見えた「滝川」というお店もかなり風情がありますがこちらは創業者が北海道の出身地「滝川」だそうで、紛らわしい(-_-;)神奈川宿にあるだけで老舗感がある(笑)
文久3年創業の料亭「田中家」の前身の旅籠「さくらや」は広重の「東海道五十三次」にも描かれており、高杉晋作やハリスなども訪れた。また、坂本竜馬の妻「おりょう」が働いたことでも知られているそうです。
「神奈川関門跡」は神奈川宿の西側の関門として設置されたもので安政当時、外国人殺傷事件が相次ぎ、各国の領事が警護を要求したため幕府が設置したそうです。外人さんも命がけで日本にすんでいたんですね(-_-;)ここで神奈川宿は終りです。横浜駅に通じる大通りを越して「浅間下」にむかいます。結構この辺りを歩く家族やカップルも見受けられます。
ところで朝ニュースで「鉄製のポールが倒れた原因は犬の尿」というのを見たのですが確かに、あの威力は凄いと思います。こんな表示にも納得。次の写真は「横浜美術学院」横のビルにある「RIZAP横浜西口店」の店舗?中々高級感のある入口でした。森永卓郎さんの20kg減の時事ネタ2題でした。