川越雑記帳2(川越見て歩き)

空堀や水に代りて落葉積む(喜多院・どろうぼう橋)

10日ほど前、喜多院のどろうぼう橋を渡りながらふと下を見た。

橋の下は水のない堀になっていて人も歩ける。

その堀の底に、落葉が帯のように積もっていた。



その流れは、どろうぼう橋の下にも続いている。



橋の反対側を見ると流れは途切れ、いくつかの大きな固まりになっている。

どうやら、落葉を掃き集めたものらしい。



その1週間後、つまり数日前に堀をのぞき込むと、落葉はすっかりなくなっていた。

影が濃くて写真では少し見にくいが、奥のほうまで奇麗になっていた。



橋の反対側にあった大きな固まりも消えていた。



11月の終わり、まだ盛んに落葉が散っていたころ、この橋の近くで落葉を掃く人がいた。

その人は竹ぼうきでを使っていたが、説明板の脇から堀の斜面へ掃き落していた。

その時は、ずいぶん大胆なことをするなと思ったが、一度堀へ落してから集める段取りになっていたらしい。



もちろん、下へ落せないところでは、リヤカーに載せて運んでいるのを見た。

広い境内で、つぎつぎと落ちてくる葉を処理するのは、たいへんな作業である。

橋の周囲の落葉樹はほぼ葉を落とし、堀の中も奇麗になり、喜多院の新年を迎える準備は進んでいた。

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