川越雑記帳2(川越見て歩き)

45-10 沼端公民館

 「道をはさんで、沼端公民館がある。もと善行寺の墓地で、館の中には本尊の大日如来が安置されている。」
 「散歩」には、こう書いてあるが、どこにもそれらしいものは見えなかった。



 交差点に戻り、北に行ってみた。50mほどで、左側に平屋があり、その前に石仏が見えた。
これが沼端公民館であった。



 公民館の左奥は墓地で、館の前には道に平行して石仏が並んでいた。
向って左には浮き彫りの石仏が二体、その隣りにあるのは六地蔵であろうか。

 この日は曇りで、次第に晴れ間が出るという予報だったので、出かけてきた。
ところが、突然、雨が降り始めた。
しかたなく、公民館の入口の屋根の下に移動した。



 そこから右を見ると、先ほどの石仏から左に90度向きを変えたところにも石仏が並んでいた。
こちらは、小さいものが多く、大きさや形の違うものがあった。

 雨は、10分ほどで止んだ。

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