川越雑記帳2(川越見て歩き)

ツクツクホウシ


 安比奈線脇の水田で、案山子の写真を撮っていたとき、すぐ側の電柱でセミが鳴き出した。
「オーシンツクツク、オーシンツクツク」、ツクツクホウシであった。
カカシの撮影を中断して、あわててセミの写真を撮った。

 子供のころから、「オーシンツクツク、オーシンツクツク」鳴くように聞こえ、自分ではこのセミを「オーシンツク」と呼んでいた。用心深く、小さくてすばしっこいので採るのが難しく、捕まえるとうれしかった。

 ツクツクホウシという名を知ったとき始めて、「ツクツクオーシン、ツクツクオーシン」と鳴いているように聞こえる人がいるのが分かった。でも、鳴き始めはやっぱり「オーシンツクツク」であった。

 このセミが鳴き出すと秋が近づいたなという感じをずっと持っていたが、最近の夏はなかなか終わらないことが多い。

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