喜多院の五百羅漢入口に売店があり、その裏に東屋がある。
その先、五百羅漢の西側は小さな庭になり、石碑が並ぶ。
その周囲には萩があるが、冬になると刈り取られてしまう。
萩の生えていたところは、庭の土だけになり、奥の松の根本もよく見える。
萩はほぼ地面と同じところで刈り取られている。
少し奥にある「歌塚」の周囲には、他の植木だけが残っている。
芭蕉句碑とその後の石碑も、全体が良く見える。
端の自然石の句碑も、その異様な姿を表している。
反対側から石碑の並びを見ると、こんな感じになる。
石碑の並びの先に石柱がある。
その石柱のそばに、どこにあったものか分からない水盤が置かれている。
水盤には雨水が溜まり、萩のものと思われる黄葉が全面に浮いていた。
それから1週間後にまた寄ってみると、水盤の水は凍り、落葉が閉じ込められていた。
萩は毎年この時期になると刈り取られるが、いつの間にか復活して石碑を覆うようになる。