川越雑記帳2(川越見て歩き)

22-5 旧家船津家

 鉄塔から先の斜面には樹木が並んでいた。
 「散歩」の記述は、次のように続く。
 「骨山に立つ鉄塔を左に見ながら進むと、この斜面を背にした立派な瓦葺の民家がある。旧家船津家である。豊臣秀吉らに仕えた先祖は、後に船津村(山梨県河口湖町)に住み船津と称したが、延宝年間(1673-81)にここ岸村に移った。代々岸村の名主をつとめたので、元禄九年(1696)の検地帳をはじめ、名寄帳、小作帳など多くの古文書を保存している。とくに元禄六年の村絵図は、長田氏、米津氏らの旗本が治めていた頃の様子を知る貴重な史料だ。また八代目の船津蘭山は狩野派の絵に堪能で、川越城新築の際に襖絵を画いて、藩から表彰された。蘭山の日記も、幕末の川越を知ることができ貴重である。」

   ・舟津蘭山

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